長岩屋山
天念寺
[川中不動]
天台宗
★★★
羅漢像
磨崖仏
身濯神社
六郷満山中山本寺
九州西国霊場第5番札所
百八観音霊場第79番札所
宇佐神宮六郷満山霊場第9番札所
豊後西国三十三ヶ所観音霊場第22番
- 住所・電話
- 〒879-0731 大分県豊後高田市長岩屋下長岩屋1152 標高:122.9m 地図 GMAP 0978-27-3049
- イベント情報(今日から2ヶ月間)
- ○主催者などに事前に確認の上、参加下さい○
-
日時 内容 備考 2023-01-28(土)
(18:00〜22:00)修正鬼会 仏や高僧の化身とされる鬼が、たいまつを手に国家安寧や無病息災などを祈る。 ライブ配信 https://www.youtube.com/watch?v=eQb2RRFVcDw (14:00-23:00) - 検索
- 同地区同宗派(18) ( 4km以内 ) 関連ページ(2) MAP 周辺のスポット(4) Links(3)
歴史
『国東六郷満山 霊場めぐり』によれば、 最盛期には12坊をもっており、中山本寺10ヶ寺の中では座主寺として主要な地位にあったという。
宝暦10年(1760)、住職であった盛殿師が天念寺から龍門窟の岩場を越え無動寺の椿堂に至る88ヶ所霊場を設定。
昭和16年(1941)10月1日、豪雨の為、本堂・庫裏が押し流さる。 住職は寺院維持の為、国宝に指定されていた阿弥陀如来像を売却。 再建に努力した住職が遷化後は後継者が無く無住となったという。 長安寺住職が兼務。
ひとくちメモ
本堂内には「拝観無料。自由に御拝観下さい。」との張り紙。 思ったより小規模の本堂内には多くの木造の仏が安置されている。皆県指定文化財となっているようだ。
本堂に向かって左手には国宝堂跡、その隣には身濯神社が鎮座。さらにその左手には講堂跡がある。 身濯神社の神殿は岩に食い込んでおり、その両脇には多数の磨崖仏(羅漢像)が鎮座している。 社殿内には鬼修生会に使用されたと思われる大きな松明が陳列されている。 講堂跡内には大きな木造薬師如来坐像が安置されている。
講堂跡の西隣には役行者磨崖仏がみられる。
川中不動は講堂跡の前を流れる、長岩屋川の中にある。ここは護摩堂跡と聞く。 不動明王・2童子の尊像は川中にもかかわらず保存状態は良好である。
周辺には、以上に述べた史跡の他、無明橋・僧坊跡などまだまだ多くの見所があるようだ。
写真
本堂 本堂(遠景) - 長岩屋川対岸より撮影 本堂内 中央の祭壇 - 本堂内 向かって右手の祭壇 - 本堂内 向かって左手の祭壇 - 本堂内 国宝堂跡(全景) 国宝堂跡 国宝堂跡(上部) 国宝堂跡(内部) 国宝堂跡(内部の石仏) 講堂(左手)と身濯神社(手前の橋は不動橋) 身濯神社(手前) 身濯神社鳥居(寛政元年(1789)銘。両脇に仁王像) 身濯神社社殿内 身濯神社本殿(岩に食い込んでいる) 巨大な松明 講堂 講堂の屋根(岩に食い込んでいる) 薬師如来 - 講堂内 薬師如来(拡大) - 講堂内 羅漢像 - 身濯神社裏手 羅漢像 - 身濯神社裏手 羅漢像 - 身濯神社裏手 役行者磨崖仏(全景) 役行者磨崖仏 役行者磨崖仏(拡大) 石仏 - 役行者磨崖仏前 川中不動 川中不動 川中不動 川中不動
無明橋
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無明橋は鬼会の里歴史資料館の駐車場から眺める事ができる。
大正時代(1912-1926)の築造。単一石造アーチ。橋長:5.7m、橋幅:1.2m。
この橋へは天念寺側からも登れるが、無動寺側からのほうが、少し楽なようだ。 詳しい情報はLinks① のページをご覧ください。
鬼会の里歴史資料館
天念寺本堂の東隣にあり、広大な駐車場も完備。バリアフリー。食事も可。
資料館では修正鬼会で使われる道具や鬼面も展示されている。
Links③ を参照のこと。
関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
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Links
①天念寺無明橋(大分県豊後高田市)
②天念寺|九州の霊場巡り
③鬼会の里(おにえのさと) | 観光スポット&お店情報 | 昭和の町・豊後高田市公式観光サイト