heritage 最勝山 妙覺寺(みょうかくじ) [妙覚寺・妙覺禅寺] 曹洞宗 ☆☆☆ 十六羅漢 六郷満山本山末寺 宇佐神宮六郷満山霊場第10番札所

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〒879-0733 大分県豊後高田市荒尾1069   標高:51.7m 地図 GMAP 0978-27-3344 
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参考
『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』 P131

歴史

往古は、払田(はらいだ)地区(ここより1.5kmほど西側)にあり、高山寺の末寺として栄えていた (当時は麟治山(りんちざん)と号していた)。

その後、武家政治に押され次第に衰え、伝承では、尼僧が悲恋の末放火をして全焼したという。 応永元年(1394)泉福寺2世明厳和尚が、払田の寺跡を捨て、現在の地に曹洞宗寺院として寺院の基礎を固めた。(以上『国東六郷満山 霊場めぐり』より)

『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』 P131によれば、払田地区の旧地では、 土塁、石塔群が確認できるという。

ひとくちメモ

参道口は県道29号線沿いにある。そこよりまっすぐな参道を100mほど進めば境内である。 境内では準堤観音・文殊菩薩・六地蔵・国東塔・十六羅漢・なで仏などがみられる。 なかでも、六地蔵(案内板によれば室町初期の作) は存在感たっぷりである。

本堂の前は石庭となっており、手入れが行き届いている。門前には広大な水田が広がっている。

写真

  • 本堂
    本堂 
  • 山門
    山門 
  • 鐘楼
    鐘楼 
  • 境内風景 - 本堂を背にして撮影
    境内風景 - 本堂を背にして撮影 
  • 本堂前の石庭(手入れが行き届いている)
    本堂前の石庭(手入れが行き届いている) 
  • 地蔵堂
    地蔵堂 
  • 「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂(両サイドに小さな仁王像が見える)
    「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂(両サイドに小さな仁王像が見える) 
  • 十六羅漢像 - 「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂の前
    十六羅漢像 - 「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂の前 
  • 十六羅漢像 - 「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂の前
    十六羅漢像 - 「■■三尺坊大権現」という扁額が掛けられたお堂の前 
  • 境内風景(右手に「なで仏」の後ろ姿が見える)
    境内風景(右手に「なで仏」の後ろ姿が見える) 
  • 準堤観音(写真中央、嘉永7年(1854)銘)
    準堤観音(写真中央、嘉永7年(1854)銘) 
  • 境内の石仏群(写真中央の文殊菩薩は江戸中期の作)
    境内の石仏群(写真中央の文殊菩薩は江戸中期の作) 
  • 六地蔵(室町初期の作)
    六地蔵(室町初期の作) 
  • 国東塔
    国東塔 
  • 「不許葷酒入山門」の石碑
    「不許葷酒入山門」の石碑 
  • 梵鐘
    梵鐘 
  • 看板 - 参道口
    看板 - 参道口 
  • 門前の風景(稲が色づいている)
    門前の風景(稲が色づいている) 
  • 門前のコスモス
    門前のコスモス 

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