heritage 無動寺旧跡(むどうじきゅうせき) [身灌神社] 天台宗 ☆☆☆ 身濯神社

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〒872-1103 大分県豊後高田市黒土588   標高:69.3m 地図 GMAP
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参考
『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』 P153

歴史

当地は威王山 無動寺旧跡である。 元禄期(1688-1704)頃まではこの地に伽藍を構えていた。最盛期には伽藍規模は50-60あったといわれ、支配下に12坊を擁していたという。(『国東六郷満山 霊場めぐり』より)

無動寺の遺構と思われるものは、拝殿下の仏教系の石塔群(宝篋印塔・国東塔等)と 拝殿に向かって右手の坂道沿いの平坦面(僧坊跡?)とその先の観音堂のみである。 拝殿から観音堂に行く途中にも2体の石仏が確認できる。(写真の「旧無動寺伽藍配置図」参照のこと)

現在は身灌(みそそぎ)神社の境内域となっているようだ。

ひとくちメモ

拝殿横の岩壁沿いの坂道の先に観音堂がある。 痛みの進んだ観音堂の屋根は岩壁に食い込んでいる。

身灌神社の神殿も岩壁に食い込んでいる。

写真

  • 観音堂 - 望遠にて撮影
    観音堂 - 望遠にて撮影 
  • 観音堂(遠景)
    観音堂(遠景) 
  • 観音堂の祭壇(小さな尊名不詳の仏像が1体のみ。荒れている)
    観音堂の祭壇(小さな尊名不詳の仏像が1体のみ。荒れている) 
  • 観音堂 - 横から撮影
    観音堂 - 横から撮影 
  • 観音堂前面の手すり
    観音堂前面の手すり 
  • 観音堂に上る金属製の階段(階段上部は柵がありそれ以上登ることはできない)
    観音堂に上る金属製の階段(階段上部は柵がありそれ以上登ることはできない) 
  • 観音堂の下部
    観音堂の下部 
  • 観音堂脇の不動明王と千手観音
    観音堂脇の不動明王と千手観音 
  • 平坦面(僧坊跡?礎石らしきものも確認できる) - 観音堂に上る途中
    平坦面(僧坊跡?礎石らしきものも確認できる) - 観音堂に上る途中 
  • 観音堂への道の途中(左手は岩壁)
    観音堂への道の途中(左手は岩壁) 
  • 観音堂への坂道
    観音堂への坂道 
  • 観音堂脇の石祠
    観音堂脇の石祠 
  • 身灌神社拝殿
    身灌神社拝殿 
  • 身灌神社神殿(岩壁に食い込んでいる)
    身灌神社神殿(岩壁に食い込んでいる) 
  • 身灌神社拝殿下の仏教系の石塔群
    身灌神社拝殿下の仏教系の石塔群 
  • 社殿下の石灯籠の下部
    社殿下の石灯籠の下部 
  • 社殿下の石灯籠
    社殿下の石灯籠 
  • 旧無動寺伽藍配置図(出典:『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』(2014))
    旧無動寺伽藍配置図(出典:『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』(2014)) 

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