heritage 威王山 無動寺(むどうじ) [黒土不動尊] 天台宗 ★★☆ 身濯神社 六郷満山中山本寺 九州三十六不動霊場第6番札所 宇佐神宮六郷満山霊場第13番札所

住所・電話
〒872-1103 大分県豊後高田市黒土1475   標高:86.4m 地図 GMAP 0978-53-4895  ホームページ
検索
同地区同宗派(18)  ( 4km以内 )  関連ページ(1) MAP  周辺のスポット(5)  Links(2)
参考
『国東半島の山岳霊場遺跡 資料集』 P153

歴史

『国東六郷満山 霊場めぐり』によれば、 最盛期には伽藍規模は50-60あったといわれ、支配下に12坊を擁していたという。 以前はこの地より西側1.5kmほどの所にあったが(無動寺旧跡参照のこと)、大友末期の動乱の被災で衰微。 元禄期(1688-1704)円舜和尚が現在地に移転再興したという。

本堂内陣に3の区画がある。 中央の区画に不動明王と2童子薬師如来大日如来、 向かって右手の祭壇に十二神将を従えた薬師如来。向かって左手の区画に多数の地蔵菩薩が安置されている。皆平安時代から鎌倉時代に造像された県指定有形文化財である。

ひとくちメモ

入山すると、住職が本堂へ招いて下さり、鎌倉・平安仏を拝ませて頂いた。 写真撮影もOKをいただく。これだけの数の古仏を一度に拝んだのは作者初体験である。

本堂東側には仏堂があり、その内外には多数の石仏も拝める。 本堂東側には身濯(みすすぎ)神社へ上る石段があり、そこから裏手の巨岩・奇岩の山の中を一周するルートがあるようだ。 「豊後四国八十八ヶ所」と云うらしい。一周して椿光寺に降りてくるらしい。

ここから、無明橋へ登るルートもあるようだ。詳しくはLinks① のページをご覧ください。

写真

  • 本堂
    本堂 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 山門
    山門 
  • 鐘楼
    鐘楼 
  • 寒中修行中の住職 - 無動寺のパンフレットより引用
    寒中修行中の住職 - 無動寺のパンフレットより引用 
  • 門前の風景
    門前の風景 
  • 内陣の荘厳
    内陣の荘厳 
  • 中央の祭壇(中央に不動明王と2童子、向かっ左手に薬師如来、無糧右手に大日如来)
    中央の祭壇(中央に不動明王と2童子、向かっ左手に薬師如来、無糧右手に大日如来) 
  • 向かって右手の祭壇(薬師如来・十二神将)
    向かって右手の祭壇(薬師如来・十二神将) 
  • 向かって左手の祭壇(多数の地蔵菩薩)
    向かって左手の祭壇(多数の地蔵菩薩) 
  • 境内東側の石仏群
    境内東側の石仏群 
  • 境内東側の石仏群(一部拡大)
    境内東側の石仏群(一部拡大) 
  • 仏堂 - 境内東側
    仏堂 - 境内東側 
  • 境内東側の神輿の獅子頭の安置された建物
    境内東側の神輿の獅子頭の安置された建物 
  • 獅子頭 - 境内東側の神輿の獅子頭の安置された建物内
    獅子頭 - 境内東側の神輿の獅子頭の安置された建物内 
  • 梵鐘
    梵鐘 
  • 身濯神社へ上る石段
    身濯神社へ上る石段 
  • 身濯神社の束額
    身濯神社の束額 
  • 門前の風景(どこかに無明橋が見えるはずだが。。。)
    門前の風景(どこかに無明橋が見えるはずだが。。。) 
  • 道標 - 無動寺門前の川向こう
    道標 - 無動寺門前の川向こう 
  • 豊後四国八十八ヶ所案内板 - 身濯神社参道口
    豊後四国八十八ヶ所案内板 - 身濯神社参道口 
  • 無動寺背後の絶壁
    無動寺背後の絶壁 
  • 門前のヒガンバナ
    門前のヒガンバナ 

関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)

周辺のスポット(4km以内)

周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。