heritage 栗田山(りつでんざん) 称専寺(しょうせんじ) [稱専寺] 浄土真宗本願寺派

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〒884-0001 宮崎県児湯郡高鍋町716-1   標高:4.4m 地図 GMAP 0983-22-1271 
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歴史

伊藤氏メモ当寺の前身は筑前国・栗田郷(現:福岡県朝倉郡筑前町)にあった。天正15年(1587)豊臣秀吉は、九州平定のため37か国に命令し関門海峡を渡った。筑前国秋月種長は、薩摩の島津義久と結び秀吉軍を迎え撃ったが、衆寡敵せず降伏した。その結果、秋月氏は日向国財部(高鍋)へ移封され、僧常安は藩主に随従してこの地に下った。そして、天正18年(1590)現在の所に境内地を寄進されて寺を建立した。城下町の最も繁華な場所を寄進されたのは、破格の厚遇であった。

天和2年(1682)本願寺14世寂如上人より称専寺の寺号公称を許され、正式に本願寺の末寺となった。現在も同じ場所で、法灯を守っている。現第16世。

なお、僧常安が、筑前国在住のときにいたのは覚永寺という寺である。この寺は、秋月の栗田郷(現:朝倉郡筑前町)にあった。今でも、栗田という地名が残っている。その関係で、称専寺の正式名は栗田山称専寺であり、 寺族の名字も栗田である。

常安が去った後、覚永寺は博多に移転し、現在も博多駅前(博多区祇園町)にある。住職の名字は、やはり栗田山に由来する栗山氏である。栗山氏は筑紫女学園大学文学部教授であり、平成26年(2014)学術調査のため当寺を訪れ、後に『九州真宗の源流と水脈』(法蔵館:共著)を著した。(「当寺HP」「栗田山 稱専寺【寺院紹介】 – 浄土真宗本願寺派 本願寺宮崎別院」より)()

ひとくちメモ

未参拝の為、未稿。

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