観音菩薩
[木喰上人御作十一面観音像]
仏教礼拝所
木喰上人
十一面観音像
歴史
御堂内には木喰上人作の一本造りの十一面観音像(総高82cm)が祀られている。
頭部から顔部にかけて磨滅がみとめられる。かつて子どもたちが堂の近くの川にこの像を浮かべて遊んでいたと伝わっており、その際に破損したと考えられる。 顔部に見られる頬や口元の仕上げ、それに法衣の形状などから、住職を務めていた日向国分寺の再建に奔走する寛政3年(1791)から国分寺を去り帰郷の岐路につく同9年(1797)の間に彫刻された作品と推定されている。(以上 『日向市の文化財』(平成31年(2019) 宮崎県日向市教育委員会)より)
境内には平兵衛翁之碑が立っている。 平兵衛は天保年間、農家に生まれ、農業を営みながら、柑橘類の育種研究に取り組み、木酢を接ぎ木によって増殖し、 近隣の農家に頒ち与えたと伝わる。 「平兵衛酢」は独特な香りと風味の高い酸汁をもっているところから多くの人々に愛用され、古くから当地で栽培されてきた。(境内の案内板より)
宮崎特産の「平兵衛酢」「ヘベス」はご当地が発祥の地のようだ。
ひとくちメモ
未参拝の為、未稿。
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