妙見宮
[八代神社・神宮寺跡・一乗坊跡]
神道
★☆☆
- 住所・電話
- 〒866-0802 熊本県八代市妙見町405 標高:11.6m 地図 GMAP 0965-32-5350
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歴史
Wikipediaによれば、 『妙見宮実紀』(享保15年)に、延暦14年(795)、横岳頂上に上宮を創祀。永暦元年(1160)、 中宮を建立。 文治2年(1186)に、後鳥羽天皇の勅願で、検校散位大江朝臣隆房により下宮が創建されたとの記録があるという。
明治3年(1870)までは妙見宮と呼ばれた。妙見神とは、北極星・北斗七星の象徴である。神道と仏教の両部の宮寺で、広く崇敬を受け、八代、下益城、芦北三郡の一の宮として栄えた。明治4年(1871)、神仏分離令により、社名を八代神社と改められたという。
11月22日、23日の妙見祭は、九州三大祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
当宮の西側の道を挟んだ八代市立つ宮地小学校のグラウンド脇に「白木山神宮寺跡」の場所を示す白い道標が立っている。 また、そのすぐ南側の宮地公民館(宮地コミュニティセンター)の入口には「白木山一乗坊跡」の場所を示す白い道標が立っている。 一乗坊跡の道標の裏側に記されている内容を下に記す。
この場所には白木山一乗坊という天台宗の寺院があり、主坊神宮寺の下で妙見宮奉仕。 脇坊を務めていました。 寛永年間(1624-1645)に再興され、護摩堂・客殿・庫裡・地蔵堂などがありましたが、一乗坊は明治時代の神仏分離令で廃寺となりました。 宮地出張所(今の公民館の事?)建設に先立ち発掘調査が実施され、二面の文化層が確認されました。 上層は江戸時代の瓦類が出土し、下層では須恵器、土師器が出土しました。出土した土師器には甑も含まれていました。
妙見宮には往時には白木山神宮寺を主坊とする15の天台・真言の寺院があったが、明治の神仏分離令により廃止されたという。 尚、当宮の本地仏(阿弥陀如来像)は現在、釈迦堂(釈伽堂公民館内)に安置されている。
ひとくちメモ
当宮は、八代市の繁華街の町の東側に鎮座している。 社殿は近年改装されたようで色鮮やかである。 本殿の軒下部の飾り(彫刻)は見事である。 境内には「八代妙見祭」で使われる出し物の展示場がある。
神宮寺跡・一乗坊跡にはその場所を示す白い道標の柱が立っているのみで、寺の遺構などは確認できない。
イベント情報(今日から1年間)
○主催者などに事前に確認の上、参加下さい○
日時 | 内容 | 備考 | 状態 |
---|---|---|---|
2023-11-22(水)〜2023-11-23(木) | 八代妙見祭 | 九州三大祭り。ユネスコ登録遺産。 | 確定 |
写真
本殿 「白木山一乗坊跡」の道標(写真中央の白い柱) 鳥居 亀蛇に乗った「妙見由来」の石碑 本殿の飾り 本殿の飾り 本殿の飾り 本殿の飾り 亀蛇(きだ・ガメ) - 展示場内 木馬(きんま) - 展示場内 境内風景 - 寺門を背にして撮影 カリンの大木
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