仏旗 長年山 光徳寺(こうとくじ) 真宗大谷派  KOUTOKUJI TEMPLE 薩摩街道

  • 本堂
    本堂 
  • 山門
    山門 
住所・電話
〒866-0857 熊本県八代市出町8-8 標高:7.3m MAP GMAP 0965-34-6433 
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歴史

門前の案内板の内容を下に記す。

光徳寺

浄土真宗大谷派。 1587天正15年、名和長年の子孫・明信の開基。 初めは海士江にあった(現西雲寺)が、のち大村へ、1661寛文元年に現在地に移転。 現在の堂宇は火災後の1833天保4年の再建。 当地は薩摩街道から八代城下町、松江口番所への入口にあたる(かなめ)の位置である。

三間一戸(さんけんいっこ)の四脚門で境内南に開く。 屋根は本瓦葺で獅子口(ししぐち)に名和家紋がある。 四半敷(しはんじき)禅宗様礎盤(ぜんしゅうようそばん)を配し、円柱を立てる。 虹梁(こうりょう)は台輪つき、天井は格天井(こうてんじょう)、本柱と袖柱間は花狭間(はなぎま)とする。 脇に冠木門(かぶきもん)もある。

本堂は基壇に建ち規模は大きく、入母屋(いりおもや)平入、三方に広縁・落ち縁が回る。 巴瓦(ともえがわら)に「光徳寺」、滴水瓦(てきすいがわら)に「長年山」と記す。 向拝の屋根左右に亀蛇瓦がのる。 向拝柱(こはいばしら)縁束(えんづか)は禅宗様礎盤に立ち、特に縁束は円柱でちまきがあり禅宗様の特徴を持つ。 向拝は象鼻(ぞうばな)皿斗(さらと)大斗(だいと)繋虹梁(つなぎこうりょう)はなく手挟(たばさみ)籠彫(かごぼり)。 広縁の柱筋には台輪がのり、組物はニ手先(にてさき)中備(なかぞなえ)出組(でぐみ)蟇股(かえるまた)身舎(みや)の組物は枠肘木(わくひじき)とする出組。 建具は正面中央を折桟唐戸(おれさんからど)、他は舞良戸(まいらど)とし、欄間は菱欄間。 内部は浄土真宗型平面で小組格天井(こぐみこうてんじょう)、柵内は中段で結界(けっかい)を置き、 内陣・余間(よま)は上段、内陣は後門(こうもん)形式である。 庫裏式台(しきだい)に大きな唐破風(からはふ)がつく。 吹き放し鐘楼(しょうろう)は市内では珍しい扇垂木(おおぎだるき)である。

熊本高等専門学校 「八代たてものマップ」プロジェクトチーム

別の案内板によれば、明治10年1877、西南戦争では官軍の本陣として使われ、 明治29年1896には八代高校の前身である、済々(こう)八代文黌が置かれたという。 門前の道は薩摩街道である。 門前は国土地理院の水準点である。

ひとくちメモ

伽藍の規模・造りの精細さは当地区一ニを争うものではなかろうか? 境内にはご当地のトンチ話で有名な彦一塚がある。


写真

  • 本堂の正面
    本堂の正面 
  • 境内風景 - 本堂を背にして撮影
    境内風景 - 本堂を背にして撮影 
  • イチョウ(八代市名木。樹高:17m、幹周り:33m、樹齢:30)
    イチョウ(八代市名木。樹高:17m、幹周り:33m、樹齢:30) 
  • 彦一塚
    彦一塚 
  • 鐘楼
    鐘楼 
  • 庫裏
    庫裏 
  • 水準点
    水準点 
  • 山門にあしらわれた透かし彫り
    山門にあしらわれた透かし彫り 
  • 門前の薩摩街道 - 日奈久宿に向かって撮影
    門前の薩摩街道 - 日奈久宿に向かって撮影 
  • 梵鐘
    梵鐘 
  • 喚鐘
    喚鐘