亀甲山
福城寺
[甲佐岳観音]
天台宗
釈迦如来
恵心僧都
福城寺の大イチョウ
肥後三十三観音霊場第4番札所
歴史
境内の案内板の内容を下に記す。
福城寺(亀甲山(海抜753m)[1])
本寺は、人皇第52代嵯峨天皇の御代、弘仁2年(810)に湛西上人が開基し、その後一時中絶したのを平重盛が再興し、 五穀豊穣と天下の安穏を祈願したという。
当時、甲佐嶽山中には16坊の寺坊があったが、天正年間(1573-1593)、小西行長の神仏破却の暴挙によって兵災にあい、 現在の福城寺一帯を残し他は全山焼失し、敷地のみ昔の名残を止めている。
安置されている仏像は、釈迦如来像・本尊十一面観世音菩薩・馬頭観音・山王権現・不動尊・毘沙門天の6体である。
釈迦如来像は、鎌倉時代初期の恵心僧都によって作られ、高さ1m、金粉で彩色され美しい蒔絵の紋様が見られる。 顔には円満な表情をたたえ、右手を屈し左手を垂れ、容姿優美端正、衣紋流麗優雅、一見して名工の作とうかがわれる。 大正元年(1912)9月3日、国指定重要文化財に指定された。
平成11年4月 美里町・美里町教育委員会
ひとくちメモ
境内には推定樹齢:800-1000年の大イチョウがあるという。(Links③ より)
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