千躰仏
報恩寺
[報恩禅寺]
曹洞宗
寒巌義尹
木造十一面観音像
肥後熊本三十三観音第2番
- 住所・電話
- 〒860-0863 熊本県熊本市中央区坪井3丁目8-43 標高:18.5m MAP GMAP 096-343-4664
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歴史
文永年間(1264~1274)仁叟浄熙(?-1364)[1]により開山された。 はじめは宇土郡古保里[2]にあったが、その後現在地に移転した。
平成2年(1990)度修復の時、祀られている木造十一面観音像(像高152.5cm)は胎内銘などから仁叟浄熙の師であった寒巌義尹の指導のもと正元2年(1260)に造像されたものとわかった。(以上 Links① より)
当寺にはこの地の地名「坪井」の由来となった井戸がある。清正が町割りの際、当寺の井戸が大きくその断面が壺の形に似ていることからこの一帯を「壺井」と命名。後に「坪井」となったと言われる。 又、昔、雷の童子が中興開山の住職が法力によってこの井戸から昇天したという伝説があり、別名「雷井戸」とも呼ばれる。(境内の案内板より)
大正14年(1925)当寺で種田山頭火(1882-1940)が出家得度をした。導師は第16世望月義庵。 山頭火は当寺で修行の後、北区植木町瑞泉寺(味取観音)に入り、その翌年行乞行脚に旅立った。参道右手に「けふも托鉢こヽもかしこも花さかり」の句碑が立っている。(Links② より)
当寺の山号を「千躰仏」としたが、これは当寺の通称で、他に山号があるのかもしれません。 誤っていたら訂正します。
肥後熊本三十三観音第2番(本尊:十一面観音観世音菩薩)。
ひとくちメモ
未参拝の為、未稿。
脚注
関連寺院(※過去に関連していた寺院も含みます。必ずしも現在関連している寺院とは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
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Links
①文化通信くまもと 第9号 平成7年3月 熊本市教育委員会(PDF)
②熊本 山頭火出家の寺(報恩禅寺)
③熊本市の地名「坪井」の由来~千躰仏報恩禅寺 | 熊本の観光ガイドタクシー 加来(英)個人タクシー