heritage 無動山明王院 延寿寺(えんじゅじ) [延壽寺] 天台宗

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〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻5丁目5-1   標高:2.5m 地図 GMAP 096-357-8482 
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歴史

『川尻町史』によると建久9年(1197)快智法印開祖とある。 川尻三郎実明は菊池武朝(1363-1407)と一戦を交えたが戦況利あらず、敗戦の憂目を見ようとしたが、一心に不動明王を信じ心願をこめられたところ戦況が一変して大勝利を得られた。心願成就の御礼に堂を建立し不動明王を安置した。

天保2年(1831)の大洪水で堂塔、寺床すべて流失し本尊不動明王だけが残る。 天保11年(1840)再建。

明治10年(1877)西南役が起こり、川尻町は薩軍の大本営が設けられ、(延寿寺も一時大本営となる。)衛病院が置かれた。 薩軍は各寺院に戦死者の仮埋葬を願い出たが後難を恐れて引き受けようとする寺院がない時、当時28歳の傅弘應は進んで引き受け、戦後どのようなお咎めがあろうとも死を覚悟して言い開きをしようと決心し、寺領の一部を提供し、戦死者の月日、場所、姓名を記録して埋葬し読経回向を行った者が853名に及ぶ。その後薩軍戦歿者の遺骨は郷里に持ち帰られ、薩軍墓地の遺骨を集めて大正5年(1916)延寿寺境内に西南役薩軍戦歿者墓碑を建立し、毎年4月慰霊祭が行われている。 (Links① より)

ひとくちメモ

未参拝の為、未稿。

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