円通庵
[円通禅庵]
曹洞宗
★☆☆
豊後街道
合志三十三ヶ所観音霊場第16番
- 住所・電話
- 〒869-1235 熊本県菊池郡大津町室2029 標高:134.7m 地図 GMAP 096-293-4401
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歴史
地元の『大津史』によると、文明年間(1469-1487)、「一宗院」と号する山伏が来て、小庵を結んだのが起源とされる。 『菊池郡誌』によると、享保7年(1723)旧飽田郡横手村(現熊本市横手)の曹洞宗吉祥寺の5世、節堂和尚の法弟淨智が再興。 大正8年(1919)[1]の大火で建物の全てが焼失して、史実を伝える書物類は残っていない。(Links① より)
合志三十三ヶ所観音霊場第16番(本尊:聖観世音菩薩)。
下表は当寺所蔵の石造物の一覧表である。
六道地蔵像 | 基壇に宝暦2年(1752)銘 |
一字一石塔 | 宝永2年(1705)正月銘 |
灯籠竿石 | 合志郡の2名が元禄14年(1701)に奉納 |
地蔵菩薩像塔 | 苦竹村と・塔迫村が協力して享保21年(1736)に奉納 |
芭蕉句碑 | 西側石段途中にあり。寛政5年(1793) の芭蕉100年忌に大津在住の2名の俳人が建立 |
手洗い石 | 天明4年(1784)銘 |
ひとくちメモ
寺が高台の上にある。境内全般は多くの木々に包まれている。静かな佇まいである。 境内からは遠く、阿蘇の山並みを望むことができる。地蔵堂には基壇に宝暦2年(1752)銘の六地蔵他、多数の地蔵菩薩が祀られている。
参道は東西2つある。 西側の参道はゆるやかな上り坂、菅原神社の前を通る道である。 東側の参道口は東隣りの大願寺の石橋を渡って鐘楼門の手前を左折した所に石段の上り口がある。石段は苔むしている。
写真
本堂と庫裏(左手) 表札 本堂の寺号額 境内から眺める阿蘇の山並 六地蔵 - 地蔵堂内(正面) 地蔵菩薩 - 地蔵堂内(向って左手) 地蔵菩薩 - 地蔵堂内(向って右手) 合志三十三所観音詣の御詠歌(「もと人に円通庵の観世音大悲のひかり塔の迫村」) 東側参道の石段(下手) 東側参道の石段(上手) 西側の参道(途中) 西側の参道脇の猫ちゃん 菅原神社 菅原神社参道口(正面左手に地蔵堂が見える。左右方向は豊後街道) 地蔵菩薩 - 地蔵堂内 菅原神社参道口の豊後街道(前後方向) - 内牧宿に向って撮影
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