heritage 紫雲山 明覚寺(みょうかくじ) [観音さん・明覺寺・南の観音堂] 仏教礼拝所 益城三十三ヶ所第21番

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〒861-2211 熊本県上益城郡益城町福原6357   標高:31.5m 地図 GMAP
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歴史

明覚寺は福田寺安養寺の里寺として機能していたと考えられる。(Links① より)

伊藤氏メモ福原地区宇南屋敷に所在する紫雲山明覚寺(通称:南の観音堂)には、本尊として木造十一面千手観世音菩薩像が安置されている。

寺院の由来記によると、木山備後守惟久が興国6年(1345)に当寺を建立したと伝えられているが、木山備後守惟久は戦国期の人物であることから、開基時期については南北朝(1337-1392)とするのは問題であり、木山氏が赤井城を築城した小丘陵地にかつて存在していた観音堂が関係しているのではないかと思われる。

明覚寺は、福田寺の所在地から真北へ一直線上の山麓にあることから、修験僧のための里寺として機能していたことが考えられる。現在も南集落の北側を一直線に走る道路は、福田寺古道につながり、修験僧の籠り場として使用された[鬼の窟古墳]のすぐ近くを通って おり、福田寺と深い関係にあったことがうかがえる。

本尊十一面千手観世音菩薩は南集落の人々の生活と信仰の中心的な存在であり、最盛期には毎年春と秋に無病息災祈願や五穀豊穣に感謝する座祭りが行われていた。祭りの当日には笛や太鼓のなか、獅子舞が村中を練り廻り参道には出店が軒を並べていたという。

戦後は、時代の変化とともに祭りの様相も変わり、次第にその姿を見ることができなくなった。なお、観音堂には五穀豊穣祈願のための雨乞い太鼓があったが、平成15年(2003)川内田集落の兄弟太鼓とともに益城町に寄贈され、町の文化会館に保存・展示されている。(以上 Links② より)(2023-05-19)

益城三十三ヶ所第21番(本尊:十一面観世音菩薩)。

ひとくちメモ

未参拝の為、未稿。

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