法苑山
林鹿寺
日蓮宗
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- 住所・電話
- 〒868-0051 熊本県人吉市麓町7 標高:112.4m 地図 GMAP 0966-22-2553
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歴史
寺の縁起等は不詳、分かり次第追記します。 本寺は拙サイト掲載の寺で作者が参拝した人吉市最初のものである。
山門をくぐって左手に巨大な石塔がある。 表面に「明治十年」「戦死之碑」と刻まれている。独特の力強い書体である。 脇に案内板があり、これによると明治10年(1877)の西南戦争の時、5月の約1ヶ月西郷軍が人吉に宿陣、 政府軍との攻防戦があり市街地は焼失。両軍共多くの戦死者が出たという。 その後、両軍戦死者の供養のため、勝海舟の筆により人吉城内にこの慰霊碑が建立され、 後に当寺内に移転されたという。 碑の元となった海舟の書は寺内に所蔵されているようである。
ひとくちメモ
広い敷地境内である。 正面に本堂、向かって左隣りに最上稲荷社が鎮座。 稲荷社の前の石庭はきれいに掃き清められていた。 山門と本堂の中間あたりの手すり脇にアオノリュウゼツラン(通称リュウゼツラン)の大株がある。 この植物の名は本堂におられた住職の奥様と思しき方に教えて頂いた。感謝感謝である。
門前の道を挟んだ所には「人吉温泉 元湯」がある。 入浴料がなんと200円。 入り口が男女の2つあり、中に入ると番台がある昔ながらの銭湯の造り。 建物内部も昔ながらの造りである。 湯船は大人が足を伸ばして3人ほどしか浸かれない。 体を洗うのも湯船のお湯を使う。 良いお湯であった。 ちなみに、ちゃんと鍵のかかるロッカーは設置されている。 番台の初老の女性に伺うと、この温泉は町の方々の共同出資で賄われているとの事。
写真
本堂 本堂の扁額 山門 境内風景(右手の手すりの脇にアオノリュウゼツランがみられる) - 本堂を背にして撮影 最上稲荷社 - 本堂に向かって左横 最上稲荷社内 最上稲荷社前の石庭 アオノリュウゼツラン 「戦死の碑」 「戦死の碑」(拡大) シダレザクラ - 本堂前
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