heritage 起雲山 含蔵寺(がんぞうじ) [含蔵禅寺] 曹洞宗 ★☆☆ 坐禅 写経 モクセイ 阿蘇西国三十三カ所第19番 九州三十三観音霊場第17番札所

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〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森1809   標高:581.9m 地図 GMAP 0967-62-0036 
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歴史

境内の案内板の内容を下に引用する。

史跡 起雲山含蔵禅寺

永平寺派曹洞宗の古刹、もと天台宗で鎌倉時代の創建と伝えられる。

代々高森城主の香花院であったが、天正の兵乱で堂宇焼失した。

貞享3年(1686)中興第一世納川明海禅師禅刹に改め復興した。第3世独箭卓立禅師は徳望高く藩主・細川宣紀当山を信倚し、30石の知行、九曜の紋章、起雲山の扁額を寄進した。

境内約1万坪閉雅幽邃南郷随一の名刹である。 付属観音堂は阿蘇西国三十三カ所第19番巡りの19番札所、子どもの守り本尊として崇敬されている。

また、城主・高森伊予守惟直の墓、及び家老・武田大和守元実近侍三森兵庫守能因、歴代和尚の墓等がある。

近年有志により阿蘇小壷等の句碑も建てられた。

高森落城は天正14年(1586) 正月23日、附近の虎御前原、高森殿杉は惟直主従自刃の地。

千本には寄手の大将・深見摂津守頼則の墓がある。

境内には樹齢800年、太さ2.8mのモクセイがある。

ひとくちメモ

含蔵寺は高森の集落内にひっそりと伽藍を構えている。 境内は樹齢800年と言われるモクセイをはじめ多くの木々につつまれている。

観音堂は本堂域から石段を登った一段高い所にある。 ここからは阿蘇の山々の景色が垣間見える。 しっとりとした味わいのある境内である。

写真

  • 「坐禅会」の木札 - 本堂前
    「坐禅会」の木札 - 本堂前 
  • 本堂内の山号額
    本堂内の山号額 
  • 山門
    山門 
  • 山門の扁額
    山門の扁額 
  • 境内風景 - 本堂を背にして撮影
    境内風景 - 本堂を背にして撮影 
  • 祭壇 - 観音堂
    祭壇 - 観音堂 
  • 十一面観音 - 観音堂
    十一面観音 - 観音堂 
  • 六地蔵
    六地蔵 
  • 鐘楼 - 本堂に向って左手
    鐘楼 - 本堂に向って左手 
  • 野仏 - 観音堂に登る石段脇
    野仏 - 観音堂に登る石段脇 
  • 境内風景(中央の木はモクセイ) - 観音堂境内より撮影
    境内風景(中央の木はモクセイ) - 観音堂境内より撮影 
  • 武田大和守元実の墓所
    武田大和守元実の墓所 
  • 藤棚 - 本堂に向って左手
    藤棚 - 本堂に向って左手 
  • 境内の梅の巨木
    境内の梅の巨木 
  • 参道口
    参道口 
  • 木板
    木板 
  • 梵鐘
    梵鐘 

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