海雲山廣済院
江岸寺
浄土宗
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天草八十八ヶ所霊場第307番
法然上人天草二十五霊場第20番
- 住所・電話
- 〒861-6402 熊本県天草市倉岳町棚底2680 標高:21.6m 地図 GMAP 0969-64-3349
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歴史
少し長いが境内の案内板の内容を下に記す。ご当地のお寺の歴史がよくまとめられている。
浄土宗 海雲山廣済院江岸寺
寛永14年(1637)〜寛永15年の「天草・島原の乱」の後、山崎甲斐守家治の統治を経て寛永17年(1640)には天領となった。 翌寛永18年、鈴木重成が初代代官として着任し、乱後荒廃した島民の、物心の安定と行政の組織整備に着手した。
民心の安定には、実兄の、禅僧であり優れた思想家でもある鈴木正三を頼み、仏教の教化に努めた上、多くの神社仏閣を創建または再建した。 江岸寺も、鈴木重成によりその頃の正保3年(1646)に再建され、道蓮社大譽上人紫雲圑轍大和尚を開祖とする。
更に、鈴木重成は幕府に寺社領の寄附を具申し、慶安元年(1648)に300石の禄が認められ、思想の善導はもとより庄屋・村役人を監督する権限も与えられた。寺社領は天草全島で、禅宗12・浄土宗7・真言宗1・神社2合計22の寺社に分配された。浄土真宗(西本願寺派22、東本願寺派7)等に就いては、禄高を支給しない代わりに説法自由の特権が与えられた。
禅宗2(東向寺・国照寺)、浄土宗2(崇圓寺・円性寺)の4寺院を四ツ本寺と呼んだ他、禅宗7(瑞林寺・江月院・明徳寺・芳証寺・正覚寺・遍照院・観音寺)、浄土宗5(江岸寺・壽覺院・無量寺・信福寺・九品寺)、真言宗1(阿弥陀寺)の13寺院は石寺と呼ばれていた。当寺江岸寺の禄高は10石を与えられて繁盛した。
現在の本堂・山門は明治27年(1894)に改築されている。本堂の棟梁は松下平吉・山門の棟梁は西山金三郎である。
ひとくちメモ
未参拝の為、未稿。
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