實貞山摂取院
心光寺
浄土宗
眞譽
黒田官兵衛一族菩提寺
姫路四国三十三箇所第8番
- 住所・電話
- 〒670-0895 兵庫県姫路市北平野台町4-12 標高:61.5m 地図 GMAP 079-225-1598
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歴史
門前の案内板の内容を下に記す(段落は作者が追加、漢数字は算用数字に替えた)。
心光寺の前身は左土村(別所町左土)の真言宗梨原寺で、御着城主小寺氏の菩提寺であった。 しかし、政隆[1]・則職[2]が一向宗を信奉したことと、熱心な浄土宗信者であった職隆[3]夫人明石氏(官兵衛の母)の死去を契機として職隆が梨原寺を浄土宗寺院に改宗・改築し、黒田家の菩提寺とした。
「心光院縁起」には「本尊阿弥陀佛、2尺8寸立像、聖徳太子之御作也。牛堂山国分寺之塔頭之本尊ト傅へ」とある。 心光寺はその後、職隆が姫路城に移るとともに左土村から姫路に移され、慶長13年(1608)池田輝政[4]の町割りの際に坂田町(今の保健所の所[5])へ移された。
しかし、昭和初期に国道2号線が境内を貫通し、戦後の復興事業により寺地が減少したため、平成2年(1990)11月、現在地に移っている。
長政の時代に「重隆[6]公、重隆公内室、職隆公、職隆公内室、孝高[7]公、友氏[8]公」の位牌が心光寺に納められた。 現在、心光寺にはその位牌を祀った黒田家御霊屋とともに黒田家廟所から移築した門、灯籠などが残されている。また、心光寺には「姫路四国三十三箇所8番霊場」として観音菩薩が祀られている。
平成25年10月 姫路市教育委員会
当寺2世は天蓮社眞譽(真誉)見道。彼は黒田官兵衛に従って豊前中津に移り、中津円応寺を初め北部九州に4ヶ寺を開山した。詳しくは眞譽上人ゆかりの寺参照のこと。
ひとくちメモ
GoogleMapに投稿された画像を見れば、境内随所に黒田家の家紋「藤巴」があしらわれている。
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