heritage 東光山 開運寺(かいうんじ) [開運禅寺] 臨済宗妙心寺派 ★☆☆ 伊藤氏参拝済

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〒834-0085 福岡県八女市立花町北山5421   標高:41.6m 地図 GMAP 0943-23-0710  ホームページ
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歴史

伊藤氏メモ当寺のHPに次のような記載がある。()

以前の名は東霊山医王寺。もと五山派に属し、久留米市山川神代、安国寺(臨済宗南禅寺派)の末寺であった。医王寺時代、天桂和尚・天甫和尚と2代続いたのち、江戸時代の延宝年間(1673-1680)、争いに巻き込まれて寺はとりつぶされた。その後、柳川市鍛冶屋町の天叟寺(柳川立花藩初代・立花宗茂公が実父高橋紹運らの菩提を弔うために建てた寺)の第3代萬瑛和尚は、英山公(立花藩4代藩主鑑虎(あきとら)公)に医王寺再興を願いで、山門郡筑籠村の開運寺をこの地に移した。庚申山の庚申堂を当寺の鎮守とし、寺領1町8反英山公の寄付とある。(『旧柳川藩史』より)

境内にある庚申塔は、石碑の裏に「慶安5年(1652)壬辰3月吉日 鎮西筑之後上妻郡高塚村天西□□」とある。慶安5年の記銘のものとしては、筑後地方では2番目に古いものと推定されている。もと庚申山といっていた山の頂上にあったものを、昭和59年(1984)のキウイフルーツ生産団地造成のために当寺境内に移設したものである。

ひとくちメモ

開運寺のすぐ北側には矢部川が流れ、参道口には飛形山を水源とするきれいな小川が流れている。

境内は近年手を入れられたようで真新しい。 庭園の砂がきれいに掃き清められていて美しい。 また、石垣はかなりの年代物で禅寺らしく枯れている。

門前に広い駐車場があり、その脇に枝が龍のように曲がり、先端が地面につきそうな梅の木がある。 幹はほぼ枯れているようにみえるが先端に立派に花を咲かせていた。 花の咲く先端部分には石の枕が添えられていた。ほんのりとした気持ちになった。

開運寺住職はここから南東1kmの飛形山の中腹の飛形山 大光寺住職を兼務されておられる。 ここへのお参りもおすすめである。

伊藤氏メモ参道口の角の店(当HPの写真で、託急便の幟のある店)の正面の壁に、赤錆だらけの古い縦長のホーロー看板が貼っていました。その赤錆ホーロー看板に書かれているセリフは、【ぶどうで酒をつくってはいけません 税務署】。いつの頃のものだろう? すごいっ!()

写真

  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 本堂前の地蔵菩薩
    本堂前の地蔵菩薩 
  • 全景
    全景 
  • 山門 - 境内から撮影
    山門 - 境内から撮影 
  • 駐車場の梅 - 幹が折れ曲がっているのに花が咲いている。先端部分に石の枕
    駐車場の梅 - 幹が折れ曲がっているのに花が咲いている。先端部分に石の枕 
  • 参道口
    参道口 
  • 参道口の小川 - 2012年の水害の跡が残っている。
    参道口の小川 - 2012年の水害の跡が残っている。 
  • 矢部川
    矢部川 

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