清雲山心光院
浄源寺
浄土宗
★☆☆
山門
歴史
境内の案内板の内容をそのまま記す。
浄源寺山門(村指定文化財構造物)
浄源寺第3世寂蓮社厭誉上人に、紫衣授与の御沙汰があり、 勅使を迎えるために寺内山門を整えました。
勅使は右大臣左大臣を従え三人で赴く慣例と言い、 屋根上の三根は、この勅使を奉迎する意を表現した飾りと言われます。 勅使門は完成したものの、寂蓮社厭誉上人は不幸にも、勅使の来着を待たず病没しました。
第8世心蓮社住誉上人もまた紫衣授与の栄に浴しています。 寛文11年(1671)勅使を迎え授与の儀があり、その折り堂宇を再建し山門も改築されました。
ほとんどそれまでの形を踏襲しましたが、方形の窓を破風飾りにし、鐘楼を兼ねるようにしています。
このような形の勅使門は全国に散見されますが、茅葺の屋根に完全な形の三根を置き、 二階建ての上層部分と下層部分が柱でつながっておらず、二階を載せただけの楼門様式は少なく貴重な存在です。
平成3年12月 星野村教育委員会
ひとくちメモ
浄源寺の山の南側斜面に伽藍を構えている。 石段の先に茅葺の山門。さらに石段を登ると本堂がある。 本堂に向かって左手の小高い場所には鐘楼がある。 緑に包まれた美しい風景に茅葺の山門はぴったりマッチする。
に星の花公園のシャクナゲを観にいった帰りにお参りした。 福岡市に戻る途中で、時間が気になりゆっくり境内を見て回れず残念である。 またお参りに行こう。 村内を走る県道52号線は星野川沿いの道であるが、2012年7月の九州北部豪雨の被害の痕跡が点々と未だ残っている。 未だ片側通行の場所もある。 早い復興をお祈りする。
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