松尾山
医王寺跡
[醫王寺跡]
修験道
歴史
当寺があった松尾山は、「英彦山六峰」[1]の一つで、英彦山の影響下にあった修験道の山である。
白雉3年(652)修行僧・行徳が、松尾山山頂に草庵を結び、仏道修行したのが始まりと伝えられる。 神亀5年(728)能行が当松尾山に医王寺を建立、山号を松尾山として、勅許を得たといわれている。
真言修験道や天台修験道が確立する時期である平安時代末頃、隆盛を極めた。 13末寺、30余坊がを擁していたと推定される。
明治政府の出した神仏分離令・廃仏毀釈・修験道廃止令により、多くの山伏は還俗させられた。当寺もこの時廃寺となったのだろう。
今でも、山頂には宝塔[2]・上宮があり、山内に中宮・護摩壇・愛宕堂(勝軍地蔵菩薩像)・三界万霊塔・座主の墓・石畳の参道・お田植え祭り行事などが残る。(以上Links① より)
ひとくちメモ
未参拝の為、未稿。