梅林山
善龍寺
真宗大谷派
☆☆☆
秋月街道香春宿
歴史
旧秋月街道香春宿内にあたる場所である。 『香春町誌』の善龍寺の項に長文の由緒が記載されている。 要約すると以下の通りである。(歴史・古語の苦手な作者の為誤りなどあればご指摘頂きたい。)
永正15年(1518)3月15日創建。第1世の僧は良念。 慶長13年(1608)7月(第6世順正の時)寺号を本山より許される。 創建の僧良念は本願寺9世実如上人の直弟子。 同上人から親鸞聖人の真向の真影[1]と五貼御文を賜る。 真向の真影はその後火災の為焼失。五貼御文は現存するという。 現住職は第17世(1966年現在)。
良念の祖先は相州(相模の国のことか?)出の武家のようで、 ある時香春岳の西麓の梅林と云う地で地の中から木像を掘り出し、 これがきっかけで発心して実如上人の元へ行き弟子になったとのことである。 この木像は現在も本堂に安置されているという。
ひとくちメモ
善龍寺の裏手には香春一ノ岳が聳えている。 門前の道は言うまでもなく秋月街道である。
山門から本堂への石畳とその周囲の緑が良く調和しておりしっとりとした味わいがある。 本堂大棟の装飾も凝った造りとなっている。 本堂正面のガラス戸も渋い味わいを出している。
写真
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