牛頭山
高座石寺
[高坐石禅寺・高座石禅寺]
曹洞宗
★☆☆
梅まつり
豊前国三十三観音霊場第32番札所
- 住所・電話
- 〒822-1406 福岡県田川郡香春町大字香春22 標高:74.1m MAP GMAP 0947-32-2221
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歴史
境内の案内板の内容を下に記す。
曹洞宗 牛頭山 高座石寺 由緒
本尊 釋迦釈迦牟尼佛
高座石寺は、往古法華院の地にあり、 最澄の創建による香春神宮寺六坊の一つである。
「香春神社古縁起」に、弘仁5年(814)最澄が香春社に詣でた時 「後山(香春岳)東腰に方丈の白石あり、大師彼上に坐して7日7夜法華薬草喩品を講じると、 千草万木忽ち成長す、これを高座石と号す」と記されている。
戦国時代永禄年間(1558-1570)には、 豊後の国大友氏の兵火にかかり堂宇などを焼失する。
天正年中(1557-1593)、曹洞宗開山光翁長龍和尚、 法華院の旧地に茅庵を結び、 石上に坐禅読経する。 郷里の人尊んで開山と称し、「山王山 高蔵寺」と称した。
慶長15年(1610)、豊前国守細川忠興弟、長岡中務(孝之)は父細川幽斎の石造五輪塔を建て、 以て追福の道場とする。
寛永9年(1632)、国守細川忠利封を肥後へ移す時、 2世白翁誾龍和尚従い、 その後荒廃する。
慶安年中(1648-1651)、3世海珠龍呑和尚来住、 中興開山となり、堂宇器物など自然と備わる。
享保6年(1721)、4世活水宗龍和尚の時神宮院の地より現在地へ移り、 山号を「牛頭山」、寺号を「高座石寺」と改称した。
旧本堂は本茅葺きで400余年を経過し、古刹の面影を残していた。 平成11年(1999)10月、再中興25世大鑑恭悟和尚、全面改築して偉容を一新した。
平成22年(2010)10月、26世正鑑吾童和尚普山結制式を行う。 ここに仏堂苑池など整い、人心相和し、悠然一動もせざる禪林となる。
合掌
豊前国三十三観音霊場第32番札所(本尊:十一面観世音菩薩)となっている。
ひとくちメモ
ニノ岳の東側山裾に伽藍を構えている。 境内には巨岩が点在し、その巨岩の上、脇には多数の石仏が鎮座する。
本堂向って左手の池を中心とした庭園はみごと。 3月初旬の梅の時期には多数の梅の花がみられる。 3月の第一日曜日はこの地区では梅まつりが開催され、高座石寺本堂前では多数の出し物がみられる。 境内の花々をページ末尾に載せている。
写真
本堂 本堂の扁額 庫裡の扁額 鐘楼 本堂前の石段 参道の石仏 巨岩と石仏 遠景 梅 巨岩 観音堂 地蔵堂 観音堂? 観音堂?内の古仏 観音堂 観音堂内 石仏群 石仏群 石仏群 本堂脇の庭園 門前の風景 梵鐘
境内の花々
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