寂静山
法光寺
浄土真宗本願寺派
★★☆
梵鐘
- 住所・電話
- 〒824-0602 福岡県田川郡添田町添田1774-1 標高:80.6m 地図 GMAP 0947-82-0257
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歴史
『添田町史』の法光寺の項によれば、 その由緒は以下の通りである。
開基の僧は浄祐(天然上人)。俗名、篠田左衛門尉盛之(嘉吉2年(1442)生まれ。大内義弘の曽孫)。 京都で浄土宗を学び上人の位を受けた。 文明6年(1474)柳ヶ浦(北九州市門司区大里)に法光寺を創立。 文明14年(1482)上洛し、蓮如上人の弟子となる。 文明16年(1484)、同じ蓮如上人の弟子の順誓と共に柳ヶ浦に戻る。 その後、豊前・豊後の教化に務め、浄祐は豊後高田専想寺で没。 順誓が第2世となる。 順誓は寺を京都郡荒津の井上名に移転。 文禄元年(1593)、第4世順西が田川に移転。 慶長4年(1599)現在の地に移転。 第6世順了のとき小倉藩主細川越中守より、寺地と裏山及び山号「寂静山」を賜る。
梵鐘は寛文12年(1672)に作られたが、元禄16年(1703)に再興されたもの。 山門は慶長年間(1596-1615)岩石城大手門に築造されたもの。 寺内には蓮如上人真筆の「六字名号」他多数の寺宝がある。
ひとくちメモ
本堂裏手(東側)は岩石山が聳え、門前には川が流れている。 境内にはこの川に架けられた石橋を渡って入る。 岩石城の大手門を移築したと言う山門はどっしりとした造りで歴史を感じる。 山門を入って左手には、元禄期に鋳られたという梵鐘が架けられた鐘楼がある。 この梵鐘は、普段作者が見るものよりは一回りほど大きいようである。 本堂の大きさには驚く。この地区一二を争うものではないだろうか? 本堂前面の装飾も、木自体の風合いをそのままに利用した質素であるが重厚なものとなっている。
写真
本堂 本堂軒の天井部 本堂(側面) 本堂 本堂 山門 山門 山門前を流れる川(石橋が架けられている) 鐘楼 境内風景 - 本堂を背にして撮影 本堂前のお堂 参道口 門前の風景 - 右手が法光寺 本堂と隣の建物の渡り廊下 本堂前の楠の木 梵鐘 木板と喚鐘
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