地蔵尊
[山田地蔵堂]
仏教礼拝所
☆☆☆
伊藤氏参拝済
歴史
伊藤氏メモ慶伝寺のすぐ南西側の道沿いに、こぎれいにしている小さなお堂が2つ並んでいる。 左側の菩薩堂には、石造りの十一面観世音菩薩坐像と地蔵菩薩坐像が合祀されている。 江戸時代の神仏習合の頃には、ここの北側にある山田宝満神社の境内に祀られていたが、神仏分離により明治3年(1870)頃この地に移し、菩薩堂を建立して合祀したという。 このお堂には絵馬掛けが設けられており、お願いの記された絵馬が50枚ほど掛けられている。
右側の地蔵堂には、お地蔵様がお祀りされているが、このお地蔵様は明治の初め頃、竹薮であった現在の地に埋もれていたものを、一老婆に夢のお告げがあり、掘り出して祀り始めたという。
両堂とも堂内には上述を含めさらに詳細丁寧な由来が、郷土史研究家の赤司岩雄氏によって記されている。()
ひとくちメモ
道沿いに向かって左より、猿田彦石碑・菩薩堂・地蔵堂・拝殿の順に並んでいる。 菩薩堂内の十一面観音像は丁寧な造りのようである。 赤い前掛けをめくって胴体を拝もうとしたが、前掛けがきつく結ばれ叶わなかった。残念。
写真
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。