熊耳山
定林寺
[定林禅寺・あじさい寺]
曹洞宗
★★☆
幽霊
アジサイ
伊藤氏参拝済
普光寺並定林寺石仏群
歴史
中世三池氏の菩提寺で、正治元年(1199)建立という。 『新版 福岡県の歴史散歩 (新全国歴史散歩シリーズ)』によれば、 境内には三池山麓に散乱していた石塔群(五輪塔・宝篋印塔)を集め、 普光寺の石塔群とあわせて「普光寺並びに定林寺石仏群」として福岡県の文化財に指定されているという。 また、三池氏の供養塔・中興開山塔などもある。
伊藤氏メモ [ブログ/あしこし九州]によれば、文安2年(1445)に中興開山を行った中翁邦大和尚の墓である中興開山塔、幽霊伝説で有名な第17世祖門和尚の墓など歴代住職の墓がある歴史あるお寺である。とある。
なお、[祖門和尚の幽霊伝説]については、南正寺(大牟田市)のページの歴史欄、及び大牟田市三池に伝わる定林寺の祖門さんの暮らし(三池小学校創立130周年誌)をご覧ください。
アジサイについては、大牟田ひとめぐり-大牟田のあじさい寺でトトロのトンネル発見(大牟田市今山・定林寺)、及び大牟田ひとめぐり-アジサイ寺(定林寺)の歩き方をご覧ください。()
ひとくちメモ
民家のある場所脇にかなり広い駐車場がある。 そこから畦道状のなだらかな上り坂の参道を100mほど進むと境内である。 境内は多数の木々で覆われている。 本堂域には、石仏、お堂などが観られる。 多数のアジサイの株も植えられている。
本堂に向って左手の坂の入口には石塔群、さらに坂道を登ると歴代和尚の墓所がある。 この周辺にも多数のアジサイがみられる。
境内を散策していると和尚と思しき方が作務をされておられた。 邪魔をしてはいけないと会釈だけ交わした。 空気の綺麗さ、緑の多さ、静けさ。作者の大好きなお山寺の一つとなった。 アジサイの時期にまたお参りしよう。 本堂がかなり傷んでいるのが少し気になる。
写真
参道(定林寺は左手の杉木立の中) 参道の石仏 参道 参道の大木 参道の門柱(遠景) 参道の門柱 参道口からの風景(梅が満開) 参道 - 境内を背にして撮影 参道 - 境内を背にして撮影 本堂の木板 境内の石造物(中央が「三池山大蛇の墓」) 三池山大蛇の墓 祖門和尚一言お願い像が安置されているというお堂 三池氏供養塔群 今山普光寺ならびに定林寺石塔群 歴代和尚の墓碑 茶筅塚 石仏群 境内のツバキ