手野薬師堂
仏教礼拝所
☆☆☆
歴史
本堂前の案内板の内容をそのまま記載する。
手野薬師堂
本尊の薬師如来坐像(像高91cm)は内浦の法応寺に祀られていたが、天正12年(1584)に当地(手野)に移されました。 製作時期は、平安時代中期。
本尊に加えて平安時代後期に造られたニ天王立像(多聞天立像,増長天立像)が祀られています。 さらに家来として室町時代後期に造られた十二神将立像が祀られています。
町指定文化財
- 木造薬師如来立像(1躯)
- 木造ニ天王立像(2躯)
- 木造十ニ神将立像(12躯)
岡垣町教育委員会
ひとくちメモ
手野の集落のはずれにある。 境内にはこの薬師堂とその前に「西国第23番 本尊十一面千手観世音菩薩」の札のある観音堂がある。 薬師堂内の薬師如来像・十二神将像・ニ天王立像はみものである。 写真はガラス越しに撮影したもので少しピンボケしている。あしからず。
薬師堂・観音堂内とその境内は地元の方々の信仰心の篤さであろうか綺麗に清掃されている。 残念ながら建物の老朽化がかなり進んでいる。
写真
『筑前國續風土記拾遺』巻之32 遠賀郡 元 手野村の項
○薬師堂
薬師谷に在。 秘佛なり。 十二神将の胎内に銘あり。永禄9年(丙)(寅)(1566)雪(霜?)月。 四度目再興。 願主竹井伊豆守。瓜生長門守。 東光庵院主住持比丘融泉云々と刻たり。
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