heritage 野間山 子安観音寺(こやすかんのんじ) 真言宗泉涌寺派 ☆☆☆ 千灯明祭 野面の盆踊 伊藤氏参拝済 遠賀川川西四国八十八ヶ所霊場第54番札所

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〒811-4233 福岡県遠賀郡岡垣町野間大字1-12   標高:34.3m 地図 GMAP 093-283-3647 
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歴史

伊藤氏メモ野間字小日焼の小高い森の中に観音堂があったが、国道3号線バイパス建設により立退きを余儀なくされた。 そこで野間地区関係者の話合いの結果、昭和55年(1980)4月、長谷溜池東側の丘陵地に移設建立した。

旧観音堂にあった聖観音菩薩(安永9年(1780))を安置、併せて天保5年(1834)に建てられたと言われている日切念仏も同時に移された。 寺の行事のうち最も盛大なのが8月17日の千灯明祭で、当日は早くから、参道一杯に明かりをともす準備をして、日暮れとともに地域の方々が集まり、盆踊りと同じ曲目などで、夜遅くまで踊る習わしが現在も続いている。(『野間のあゆみ[2011]』から抜粋)

境内には、本堂の他、大師堂、瑠璃光殿、厄除修行大師像などがある。の第54番札所。()

地名の「野間」は「のぶ」と読む。 どうやら、千灯明祭では「野間の盆踊」(北九州市指定無形民俗文化財)も奉納されるようである。(野面の盆踊り | 画像もご覧ください。)

ひとくちメモ

参道口よりなだらかな坂道を右手に長谷溜池をみながら登る。左手に石段の登り口。 少し登ると大日堂がある。 さらに石段を登ると本堂域である。 本堂域には、観音堂をはじめ、大師堂・観音堂移築記念碑・十三重塔などがみられる。

石段の登り口には、さかりの八重桜、観音堂前にはシャクナゲが綺麗な花を咲かせていた。 石段脇・本堂域には十三仏をはじめ多数の石仏が安置されている。

写真

  • 観音堂(本堂)の扁額
    観音堂(本堂)の扁額 
  • 大日堂内の荘厳
    大日堂内の荘厳 
  • 大師堂
    大師堂 
  • 観音堂前のシャクナゲ
    観音堂前のシャクナゲ 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 
  • 弘法大師像
    弘法大師像 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 
  • 観音堂移築記念碑
    観音堂移築記念碑 
  • 十三重塔
    十三重塔 
  • 十三仏
    十三仏 
  • 石段
    石段 
  • 八重桜
    八重桜 
  • 川西四国参拝本部の石塔
    川西四国参拝本部の石塔 
  • 参道(右手が長谷溜池)
    参道(右手が長谷溜池) 
  • 長谷溜池
    長谷溜池 
  • 参道口
    参道口 

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