野間山 子安観音寺 真言宗泉涌寺派 KOYASU-KANNONJI TEMPLE 遠賀川川西四国八十八ヶ所霊場第54番札所 千灯明祭野面の盆踊 伊藤氏参拝済
歴史
伊藤氏メモ野間字小日焼の小高い森の中に観音堂があったが、国道3号線バイパス建設により立退きを余儀なくされた。 そこで野間地区関係者の話合いの結果、昭和55年4月、長谷溜池東側の丘陵地に移設建立した。
旧観音堂にあった聖観音菩薩(安永9年1780)を安置、併せて天保5年1834に建てられたと言われている日切念仏も同時に移された。 寺の行事のうち最も盛大なのが8月17日の千灯明祭で、当日は早くから、参道一杯に明かりをともす準備をして、日暮れとともに地域の方々が集まり、盆踊りと同じ曲目などで、夜遅くまで踊る習わしが現在も続いている。(『野間のあゆみ[2011]』から抜粋)
境内には、本堂の他、大師堂、瑠璃光殿、厄除修行大師像などがある。遠賀川川西四国88ヶ所の第54番札所。()
地名の「野間」は「のぶ」と読む。 どうやら、千灯明祭では「野間の盆踊」(北九州市指定無形民俗文化財)も奉納されるようである。(野面の盆踊り | 画像もご覧ください。)
ひとくちメモ
参道口よりなだらかな坂道を右手に長谷溜池をみながら登る。左手に石段の登り口。 少し登ると大日堂がある。 さらに石段を登ると本堂域である。 本堂域には、観音堂をはじめ、大師堂・観音堂移築記念碑・十三重塔などがみられる。
石段の登り口には、さかりの八重桜、観音堂前にはシャクナゲが綺麗な花を咲かせていた。 石段脇・本堂域には十三仏をはじめ多数の石仏が安置されている。
写真
観音堂の扁額 大日堂 大日堂内の荘厳 大師堂 観音堂前のシャクナゲ 境内の石仏 弘法大師像 境内の石仏 観音堂移築記念碑 十三重塔 十三仏 石段 八重桜 川西四国参拝本部の石塔 参道(右手が長谷溜池) 長谷溜池 参道口