日切地蔵堂
浄土宗
☆☆☆
唐津街道芦屋宿構口
遠賀川川西四国八十八ヶ所霊場第81番札所
歴史
『芦屋案内記 芦屋編』に以下の記事がみられる。
日切地蔵堂(幸町5-24)
ここの本尊は地蔵菩薩で里人は日切地蔵と云い、日除けのお地蔵様として崇拝されている。 浄土宗光明寺の再興をした僧重与(誉?)師が大永元年(1521)に建立したもので、 元禄10年(1697)に再建。 寛保2年(1742)11月新町の大火(この火事は新町より出火し、船頭町の間24区民家600余戸400余棟を焼失した程の大火災で当時禅寿寺・海雲寺も全焼した)の際に隣接地まで火災につつまれたが、この堂宇は難をまぬがれたという。 それから後は特に火難・延命・諸災難除けの地蔵としてまつられるようになった。 文久3年(1863)に補修あり。
○水盤;文久2年(1862)5月上旬。
○道しるべ石:文久2年(1861)(街道脇のものはレプリカ。本物は地蔵堂内に保管されているという。)(以下略)
この場所は、唐津街道芦屋宿の構口にあたる。
ひとくちメモ
地蔵堂は施錠されており、ガラス戸越しの参拝となった。 堂内に保管されているという文久2年銘の道しるべ石は未確認。
写真
関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。