無量山
洞源寺
[洞源禅寺]
曹洞宗
☆☆☆
行基
遠賀川川西四国八十八ヶ所霊場第59番札所
歴史
『筑前国続風土記拾遺』巻之32 遠賀郡 元 三吉村の項に下記の記載がある。
洞源寺
無量山と號す。 禪宗洞家高倉龍昌寺の末なり。 此の地はむかし洞春庵といふ古寺の址なり。 龍昌寺10世の住侶再興して今の寺号とす。 境内に薬師堂あり。古佛なり。行基法師の作といふ。
ひとくちメモ
洞源寺は三吉の集落のある丘の西側麓に在る。 本堂前の軒下には張り紙がしてあり、そこはどうやら地元の方々の農作物などの収納・仕分けに使われているらしい。 本堂内を覗くと仏壇がちゃんとある。 地域の方々の仕事と密着したお寺のようである。 こういったことは、昔はある意味お寺の本来の役割の一つであったのであろう。
本堂に向かって右奥に薬師堂への石段がある。 薬師堂は施錠されており、扉の格子から中を覗くと中央に立派な木製の厨子が祀られている。 その扉も施錠されていた。 この中に「行基作」と言われる薬師如来像が安置されているのであろう。
地名の「三吉」は「みよし」と読む。
写真
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