清影山
如意輪寺
[如意輪密寺・かえる寺]
真言宗御室派
★☆☆
行基
カエルの像
風鈴まつり
伊藤氏参拝済
九州三十三観音霊場第5番札所
明治四国巡拝第115番如意輪寺
九州八十八ヶ所百八霊場第3番札所
九州二十四地蔵尊霊場第10番札所
筑後三十三箇所観音霊場第8番札所
- 住所・電話
- 〒838-0105 福岡県小郡市横隈1729 標高:34.7m 地図 GMAP 0942-75-5294
- 検索
- 同地区同宗派(1) ( 4km以内 ) 関連ページ(1) MAP 周辺のスポット(6) Links(3)
- 本尊
- 如意輪観音立像
歴史
Links① によれば、天平年間(729-748)孝謙天皇の勅願により、行基が開いたお寺。 本尊の如意輪観音[1]は全国でも珍しい立像で、行基が勅を奉じて一刀三礼を以て刻んだ希有の名作であり、福岡県の重要文化財に指定されている。 天正14年(1586)島津侵攻の際に兵火によって一時は廃寺となるが、 久留米藩主有馬忠頼によって伽藍が建てられ、また松崎伊予守も祈祷所として崇拝するようになり再興をはたしたという。
本尊のご開帳は毎年1月17日と7月17日であるが、ご開扉は巳の年のみとなっており「12年に一回」だけしか拝観できないという。 7月17日は「風鈴まつり」とも呼ばれ参拝客で賑わう。
ひとくちメモ
如意輪寺は横隈の住宅街の一角の林の中に伽藍を構えている。 境内には、多数のかえるの像があり、散策していても楽しい場所である。 本堂裏手の林の中には多数のお堂もある。
にはじめてお参りしたが、平日にもかかわらず本堂内には満杯の信者さんがおられ、 住職の説教を聴いていた。 また、ときおり歓声も聴こえた。よほどおもしろいお話をされていたのであろう。 新緑のもみじも綺麗であった。夏場には境内一帯に風鈴(ページ下部参照)が提げられる。秋には紅葉も楽しめそうである。
飯塚市の瑠璃山 正法寺(こがえる寺)とも縁のあるお寺である。
伊藤氏メモ「かえるの寺」としてかえるを置くようになったのは24年前からとのこと。その由来について、当寺のパンフには次のように記載されている。
四季折々の花や紅葉の美しい境内や堂内のかえる部屋には5000匹を超えるかえる(石像や民芸品の置物、おもちゃなど)が所狭しと遊んでいて、参拝される皆さんを迎えてくれます。
初心にかえる・若かえる・さかえる・無事かえる・気持ちを新たにかえる等々の色々なメッセージをくれる可愛いかえるたちとふれ合えば、失敗したり、落ち込んだときでも、悪いことを良い方向に変える(かえる)ことができ、きっとあなたの人生を楽しく豊かに変える(かえる)ことができるでしょう。常に前に前に、ぴょんぴょんと飛び跳ねて、一歩一歩進んでいくかえるのように、元気を出して前向きに暮らしましょう。
かえるだけでなく、本ページの写真にもあるように、見どころの多いお寺です。この日も、境内は多くの参拝客で賑わっていました。 ()
写真
本堂へ通じる石段 本堂の扁額 地蔵堂 水掛不動 癌切り不動明王 勝坂不動明王 弁財天 行基菩薩堂(開山堂) 薬師堂 参道のかえる - お賽銭をいっぱい口にくわえている 恵比寿神 - まわりのかえるに圧倒されているように見える かえるに乗った観音菩薩象 かえる七福神 山門脇のかえる仁王象 かえるのお腹をくぐる 山門前の風景 らくぼとけ 不動堂明王
風鈴
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
、福岡市より県道88号線に沿って長崎街道田代宿の踏査に向かう途中、寺裏を通りかかり急遽参拝させて頂いた。二度目である。 寺域全体に風鈴が提げられている(2020.08現在で約6000個)。壮観であった。本堂内からは、住職の法話の声と信者さん達の歓声が聴こえてきた。
寺の西端(県道88号線側)に何やら塔のようなものが建設中。色使い・デザインは福岡市東長寺の五重塔とよく似ている。 全体像は工事用のシートに隠れて確認できないが多宝塔のようなものと思われる。完成したらまた参拝に行くこととする。
関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設は当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。
Links
①清影山 如意輪寺|九州二十四地蔵尊霊場会
②九州八十八ヶ所百八霊場~九州を周る「心巡り」の旅~|第3番 清影山 如意輪寺
③【小郡】「かえる寺」の異名を持つ如意輪寺に行ってみたらホントにカエルだらけだった - 【Y氏は暇人】