heritage 香雲山 普済寺(ふさいじ) [普済禅寺] 臨済宗妙心寺派 ☆☆☆ 筑後三十三箇所観音霊場第10番札所

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〒838-0134 福岡県小郡市下西鯵坂295   標高:12.4m 地図 GMAP 0942-72-2669 
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歴史

伊藤氏メモ寺伝によると、普済寺の創建は古く、嘉暦元年(1326)で開基は足利尊氏、開山は佛国禅師。創建当初は末寺31ヶ寺を持ち、将軍足利尊氏が寺領を、肥前勝尾城主の筑紫広門が寺田を寄進。鎌倉幕府の有力者や鎌倉五山の禅刹に繋がる有力大寺院であったらしい。

創建当時の普済寺は現在地ではなく、鯵坂城(あじさかじょう)[1]の城内にあったという。鯵坂城は、下西鯵坂にあった平城である。 天正14年(1586)に鯵坂城を攻めた島津勢の兵火は普済寺にも及び、伽藍・文書類全てを焼失した。 翌15年には、九州入りした豊臣秀吉によって寺領を没収され、普済寺は一時期廃寺になった。

江戸初期に臨済宗妙心寺派寺院として現在地に再興され、寛文年間(1661-1673)梅林寺(現:久留米市京町)の末寺となり、今日に至っている。(『筑後の寺めぐり』より)()  

 

筑後三十三箇所観音霊場第10番札所(本尊:聖観世音菩薩)となっている。  

ひとくちメモ

参道口は寺の東側、味坂(あじさか)小学校の向かい側である。 境内は多くの木々に包まれている。 本堂の前には観音堂と思しき御堂が建っている。

大師堂・十三仏・不動明王像などがみられる。

写真

  • 山門
    山門 
  • 山門 - 境内から撮影
    山門 - 境内から撮影 
  • 霊場碑(「筑後國三十三札所」) - 参道口
    霊場碑(「筑後國三十三札所」) - 参道口 
  • 参道口
    参道口 
  • 大師堂
    大師堂 
  • 弘法大師 - 大師堂
    弘法大師 - 大師堂 
  • 十三仏
    十三仏 
  • 不動明王
    不動明王 
  • 境内風景 - 本堂を背にして撮影
    境内風景 - 本堂を背にして撮影 
  • 藤棚
    藤棚 
  • 喚鐘
    喚鐘 

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脚注