heritage 妙見山(みょうけんざん) 東蓮寺(とうれんじ) 高野山真言宗 ☆☆☆ 伊藤氏参拝済 直方四国霊場第1番 直方四国霊場第65番 九州八十八ヶ所百八霊場第14番札所

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〒822-0034 福岡県直方市山部631   標高:22.7m 地図 GMAP 0949-22-1875 
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本尊
不動明王座像

歴史

伊藤氏メモ東蓮寺の創建は明らかではない。 しかしながら、唐から帰朝した弘法大師がこの地方を訪れたという伝説があり、周辺には大師の遺跡とされる所が少なくない。そのようなことから、当寺の創建に関しても何らか大師の影響があったものと思われる。 中世には広大な境内に多くの堂塔が並んでいたが、戦国時代の数回の兵火によって衰退した。 安土桃山時代に小早川隆景(1533-1597)が再建。江戸時代にはかなりの勢力があったようである。

元和9年(1623)福岡藩は支藩として東蓮寺藩を置いた(初代藩主:黒田長政の四男・黒田高政。のち直方藩となる)。この名称からも黒田家と東蓮寺との親密な関係をうかがうことができる。明治の廃仏毀釈で寺領を没収されて衰退するが、廃寺になることなく現在まで受け継がれている。

道路から一直線に石段が続く。入口の石柱は、炭鉱王と呼ばれた貝島太助が中心となって寄進したものである。石段下の右側に民家風の建屋があるが、これは大師堂である。(以上 Links③ より

ひとくちメモ

伊藤氏メモ本堂に祀られる不動明王は、戦災で焼失した博多の寺院の国宝像を大正期に模刻したもので貴重である。

本堂左手の多宝塔のような外観の納骨堂「雲明殿」は、下層が花頭窓(かとうまど)[1]を配した方形、上層が円筒形になっており、コンクリート造りながらユニークで目を引く。(以上 Links② より)()

この直方には『筑前國続風土記』に記載されているように福岡藩の支藩であった東蓮寺藩があり、その名の由来もこの付近に東蓮寺があったことによるという。 (直方[長崎街道]を参照のこと)

にアポ無しでお参りしたが、住職の奥方と思しき方がおられ、お寺の由来のお話・本堂内部の案内などしていただいた。 最後に「霊場巡拝和讃」を作者一人のために吟じて下さった。感謝。

写真

  • 裏手の参道口
    裏手の参道口 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 
  • 境内の恵比寿像
    境内の恵比寿像 

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脚注