蓮華蔵山
光福寺
浄土真宗本願寺派
★★☆
写経
ヨガ
紅葉
イチョウの巨木
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〒822-0007 福岡県直方市下境1638
標高:19.6m
地図
GMAP
0949-24-2248
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歴史
『筑前國続風土記拾遺』巻之下29 鞍手郡 上 下境村の項に下記の記載がある。
光福寺
本村に在。真宗西本願寺の末也。 寺傅に云。 空海入唐し帰朝の時、此地に一堂を建立し蓮華蔵山金剛幢院と号、扶桑最初の真言密寺なりしか、 年久しくして頽破せしかハ、亭祿元年(1528) 大友能直16代の末裔宗雲と云僧、再興して浄土宗となる。 夫より第3世浄雲に至りて寛永7年(1630)真宗に改派し、 本山より寺号を許さる。
寺の東10町斗に在る小山を御塔とよひ、 其下なる田宇を御塔町と云。 是當時空海塔婆を立て四天王を置し所と云。
寺内に大師堂有。(空海自作の木像を安置せり。)蘸翠池といふ小池有。 叉神立軒か書る寺記有。寺に蔵む。
ひとくちメモ
光福寺の境内は楓の木でいっぱいである。否、楓の森の中に光福寺があると言っていいほどである。 秋には紅葉の名所となる。 毎年11月下旬にはライトアップされるという。 新緑もなかなか良い。
境内には大師堂がある。浄土真宗のお寺に大師堂とはかなり珍しい。 これは上の歴史の項でも記載されているが、昔真言宗であったことの名残りか? もっとも、弘法大師は宗派を超えたスーパーマンであるので作者には違和感はないが・・・。
山門脇には経堂がある。内部には輪蔵(おそらく八角形で回転できるもの)が安置されている。 これも作者が訪れた旧筑前国のお寺ではかなり珍しい。
住職のお話によれば、境内の建物は大体200年くらいの歴史があるものが多く、数十年に一度改修して今日に至っているとのことである。 ご本人はおっしゃらなかったが、これだけの規模の寺院を維持するご苦労はよくわかる。
本堂の裏手にはイチョウの巨木がある。高さが本堂の高さの2倍ほどもあります。お見逃しなきよう。
写真
本堂の扁額 鐘楼 経堂 大師堂 大師堂の扁額 不鳴池(なかずがいけ) 本堂 本堂-山門から撮影 門徒会館 遠くからもひときわ目立つ六角形の納骨堂 境内のワンちゃん。ポチ君という 山門-境内から撮影 山門前の風景(遠く福智山を望める) 山門前の風景 山門前の風景 境内の石碑 本堂裏手のイチョウの巨木 梵鐘
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