蟻屋山攝取院
明願寺
浄土宗
☆☆☆
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒809-0034 福岡県中間市中間4丁目8-1 標高:6.9m 地図 GMAP 093-245-0419
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歴史
境内のかなり痛んだ案内板の内容を記す。
名蹟 郡内旅人の結縁寺
この地に西光寺という小庵があったが、 大友宗麟の戦火で焼失、右眉の下にその時の傷あとが残る受難の阿弥陀仏立像を本尊に、 浄土宗明願寺と名を変えて再興されています。
江戸時代、徳川幕府の切支丹禁制のため、 人々は何れかの寺の檀家になる必要があり之をうけた黒田藩では 毎年宗旨改めを行い11才以上の者は必ず誓紙血判して郡代役所に届ける義務があった。
産業、交通の発達により、次第に他国よりの入村者、出稼ぎの為の長期滞在者がふえ, これらの宗旨改めができない人々を取締り、 滞在許可証を発行する為、 旧遠賀郡内に3ヶ寺が旅人結縁寺に指定された。 その一つがここの明願寺である。
中間市教育委員会・中間ライオンズクラブ
当地区の宗旨改めのお寺は他に中間市岩瀬西町の金幢山 恩光寺(浄土真宗本願寺派)がある。
参考:『筑前国続風土記拾遺』
ひとくちメモ
境内に入る前にまず驚くのは境内に併設されている明願寺幼稚園の屋上の飛行機である。 この飛行機は遠くからも良く見える。 山門脇には薬師堂がある。堂内の弘法大師像は天保11年(1840)銘。
伊藤氏メモ本堂内には多くの天井絵があるが、全て檀家の家紋を描いたものである。 また、荘厳の左側には、金色を背景とした優雅かつ綺麗な天女図や、墓地整理の際に発掘されたという古墳出土品の勾玉・ガラス小玉・鉄製太刀(約1300年前のもの)などの展示もある。 また、古い山門は2階建てでその2階部は鐘楼となっている。幼稚園屋上の飛行機と合わせ、見どころの多い寺院である。現第24世。()
写真
『筑前国続風土記拾遺』
巻之33 遠賀郡 亭 中間村の項
明願寺
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