峯の薬師
[光岡八幡宮]
仏教礼拝所
☆☆☆
大楠
宗像四国東部霊場奥の院
宗像四国東部霊場第36番
宗像四国東部霊場第37番
- 住所・電話
- 〒811-4153 福岡県宗像市光岡494 標高:24.7m MAP
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歴史
御堂の柱に下記の札(アクリル製)が打ち付けられている。
「宗像四国東部霊場 本尊 波切不動明王 光岡宮境内 参拾六番」
「宗像四国東部霊場 本尊 薬師如来 光岡宮橫 第番外奥の院番」
「宗像四国東部霊場 本尊 阿弥陀如来不動明王薬師如来地蔵観音菩薩 宮の前第参拾七番」
また、軒下に木製の札「東部礼 第三十七番 本尊 阿彌陀如来 土佐國 新田」が打ち付けられている。
御堂内の祭壇には向かって左手より、薬師如来・ 如来系仏像・ 弘法大師・ 阿弥陀如来・ 大日如来・ 観世音菩薩・ 弥勒菩薩の7体の仏像が安置されている。尊名不詳の如来系仏像以外は、皆それぞれの尊名が尊像の上に表示されている。
御堂前に打ち付けれられている霊場札と上記の尊像との対応は不詳である。
『筑前國続風土記附録』巻之33 宗像郡 下 光岡村の項に下記の記事がみられる。
若八幡宮(ミネノハル(以下略))
産神也。祭る所應神天皇・神功皇后・竹内大臣・鎮座の年歴詳ならす。 社内に天満宮・大日堂・藥師堂(此所寶満の山伏入峯の時修法の場也。故にみねの薬師といふ。)あり。
(中略)
○貴船三社(タクボカヒジ) ○辯才天堂(フジ) ○観音堂(フジ) ○阿弥陀堂(イシダ) ○彌勒堂(ゴタンダ)
御堂内に安置されている7体の仏像はこの記事の中に記されているものと一部対応がとれるのかもわからない。 「タクボカヒジ」「フジ」などの字の所に別々に祀られていたものがこの御堂に集められたのであろう。
御堂名「峯の薬師」はLinksのページの説に従った。
ひとくちメモ
御堂の参道口は光岡八幡宮の鳥居に向かって右手にある。 御堂内には歴史の項で記した7尊像の他、十三仏が両サイドに安置されている。 祭壇に安置されている7尊像はいずれも古仏とみられ破損は甚だしい。
光岡八幡宮の社殿の脇の大楠は必見。 お見逃しなきよう。
写真
薬師如来 尊名不詳の仏像 弘法大師 阿弥陀如来(阿弥陀には見えないが。。。) 大日如来 観世音菩薩 弥勒菩薩 御堂両サイドの十三仏 御堂両サイドの十三仏 御堂前の風景 修行大師 御堂 - 光岡八幡宮参道より撮影 御堂前の石仏
光岡八幡宮
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大楠の脇の案内板によれば、目通周囲7m、高さ29.5m、枝下5.1m、枝張り東18m、西24m、南22.5m、北19.5m。 (かなり古い案内板なので実際はもう少し大きくなっていると思われる。案内板には「福岡県指定天然記念物 指定年月日 昭和31年月21日」とある。)
根がタコの足のようにせり出している。
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