中ノ尾阿弥陀堂 不詳 MUNAKATA-EAST NO.53 宗像四国東部霊場第53番 赤間道
歴史
ひとくちメモ
御堂は小高い丘の上にある。 参道口は丘の北側を東西に走る県道29号線沿いにある。西鉄バスの「中の尾」バス停前である。 石段を80段ほど登れば境内である。
境内には、札所となっている阿弥陀堂・大師堂・修行大師像・88箇所霊場を模した88体の石仏などがみられる。 阿弥陀堂内はかなり荒れている。「宗像四国東部霊場 本尊 阿弥陀如来 中ノ尾 第5拾参番」の札が掲示されている。
丘の南側は、県道29号線と平行して旧道(赤間道)が通っている。 御堂が、藩政時代からあったとすれば、この旧道沿いが表参道だったのかもしれない。 現在でも旧道から境内に登って参拝は可。但し、がけ崩れの補修用と思われるブルーシートが見られ道らしいものが見当たらない。
この南側の参道口の前後100m程の道は、旧街道の風情を残した道となっている。 参拝の折にはお見逃し無く。
写真
阿弥陀堂 阿弥陀堂内の祭壇(一番左手が阿弥陀如来か?) 大師堂 弘法大師 - 大師堂内 88仏 88仏 修行大師(台座に大正4年3月銘) 山門 参道口(左右方向の道は県道25号線。西鉄バスの「中の尾」バス停が見える) 参道の石段 赤間道側の参道口 赤間道(右手の土手を登った所に阿弥陀堂) - 赤間に向かって撮影