妙見宮
[安の倉妙見滝・豊日社]
神仏習合
☆☆☆
宗像四国東部霊場番外
宗像四国東部霊場第45番
歴史
境内には妙見宮の社殿と不動堂がある。 両御堂の縁起等は不詳。分かり次第追記します。
妙見宮の社殿は宗像四国東部霊場番外(本尊:観世音菩薩)、 不動堂は宗像四国東部霊場第45番(本尊:不動明王)となっている。
参道途中の坂の上には豊日社が鎮座しているが、当社との関連はわからない。
ひとくちメモ
妙見宮の社殿は、1mほどの石垣の上のある。 向かって右手に妙見の滝の小さな滝壺があり、その先が滝である。 社殿の前には石橋があり、その先には石段が登っている。どうやらこちらが表参道のようだ。 社殿内には扉が閉められた厨子があり、内部は未確認。 当社へはこの石段の降口からも下って入れるが、下手の不動堂側からも入ることができる。
参道途中の豊日社前の案内板によれば、滝は2段になっており、1段は4m弱、2段は2m弱の落差という。 作者が見た滝はどうやら2段目の滝で、その上にも4m弱の滝があるのだろう。 さらに、案内板によれば、「何かの祈願をすると龍神が親神北斗七星にその願いを届けるために登って行く。あなたもきっと昇竜の目撃者になる。」とある。この地はすごいパワースポットなのだろう。
不動堂内部の祭壇には2020年11月現在、主のお姿は無い。祭壇の上には何もない。 Links① (2011年8月の記事)には「小さな不動明王坐像らしき石仏と坐像弘法大師石像が置いてあり、もう一つ左端に小さな台座らしきものがある。」とある。 修復中、あるいは盗難に遭ったのだろうか?
妙見宮へは県道87号線の脇の参道口より入る。 しばらく緩やかな上り坂を登ると、豊日社の鳥居の前に突き当たる。 そこを右に曲がり、道なりに登る。 要所要所に道標が設置されているのは助かる。(掲示している参道の写真の番号は参道口から順に振っている)
参道は全体を通して見通しが良いが、周囲には人気が無いので単独行は避けたほうが無難。妙見宮の社殿、妙見の滝周辺は木々で覆われて昼間でも薄暗い。 さらに、妙見の滝は作者が参拝した日は水量は少なかったが、雨後は滝壺脇の社殿すれすれまで水が登って来る可能性がある。雨後の参拝も避けたほうが無難。
写真
妙見宮(宗像四国東部霊場 番外) 妙見宮(赤矢印の先が妙見の滝) - 石段の上より撮影 霊場札(宗像四国東部霊場 本尊 観世音菩薩 番外 安の倉清水滝がある山神) - 妙見宮 祭壇 - 妙見宮 妙見の滝(滝壺付近。水が流れている所のみ石の地肌(白っぽい)が見えている) 妙見宮前の石段 妙見宮前の石橋(右手が妙見宮) 不動堂(宗像四国東部霊場45番) 不動堂の霊場札(宗像四国東部霊場 本尊 不動明王 番外 安の倉妙見滝 第四拾五番) 不動堂内(主は御不在。かなり荒れている) ①参道口の道標 ①参道口(左右方向の道は県道87号線) ②参道(正面が豊日社の参道口、妙見宮はここで右に曲がって行く) ②豊日社前の案内板 ➂イノシシの罠 - 参道脇 ④参道 - 溜池付近 ④参道途中の溜池 ⑤参道 ⑥道標(ここから石段を下りると社殿の前に着く) - 妙見宮前の石段の上より撮影
豊日社
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当社の鳥居の束額には「豊日神社 安座神社」と2社が併記されている。
鳥居をくぐって上り坂の参道の途中には元禄14年(1701)8月銘の庚申尊天がみられる。 社殿前の手水鉢は文化8年(1811)6月銘である。
境内・参道共手入れが行き届いている。
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