大竹山
二尊寺
[二尊禅寺]
臨済宗妙心寺派
★☆☆
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒835-0024 福岡県みやま市瀬高町下庄2064 標高:11.5m 地図 GMAP 0944-62-3519
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歴史
境内の案内板の内容をそのまま記す。
二尊寺自然石図像板碑自然石納石経板碑
二尊寺は、肥後大慈寺3世鉄山士安禅師を開山として延慶年間(1308-1310)に創建された禅寺です。 江戸時代になり春龍(了岳)和尚の時に再興され、 臨済宗妙心寺派の寺として今日に至っております。
笏の形をした碑は、図像板碑と言われ、 弥陀三尊図を線刻した逆修碑です。
逆修とは、主に生前に自身を供養して現世安穏、来世の浄土往生を祈願することを言います。 この板碑には、法名「浄庵守西、心月妙円」と長い願文「願主河野藤左衛門尉越智道継」が刻まれ、 天文10年(1541)仏師周陽の作である。 碑は歴史的にも周陽の円熟期の作品として価値の高いものとされています。
その横の板碑は、天和3年(1683)住職春龍により、 母の如幻即空禅尼供養の為に建てられたものです。 その供養の折、大乗妙典2部と「血盆経」(別名女人血盆経)300巻が一字一石で納められています。
平成25年3月 みやま市教育委員会
ひとくちメモ
二尊寺はJR鹿児島本線 瀬高駅の西側(徒歩4分)に伽藍を構えている。 山門は南側の国道443号線沿にある。 楼門脇には納石経・図像板石碑と地蔵堂がある。 境内は禅寺らしくきちっとした趣である。 特に石畳のデザインはなかなかのもの。 イヌマキ・イチョウなどの古木なども楽しめる。
楼門には「暁天坐禅 自6時 至7時」の看板が架けられている。 坐禅会も営まれているようである。
門前の国道443号線の一筋南側は、薩摩街道 瀬高宿となっている。 古い町並みを眺めることができる。
伊藤氏メモ創建以来700年この地にある。 早朝8時過ぎの訪問でしたが、朝勤行で読経中の住職の横に並んでお参りさせていただきました。()
写真
本堂 本堂の扁額 楼門 - 境内から撮影 山門 「暁天坐禅 自6時 至7時」の看板 地蔵堂 図像板石碑の拓本 - 案内板より抜萃 納石経の拓本 - 案内板より抜萃 イヌマキ 門前の風景 門前の風景 喚鐘
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