津福地蔵尊堂
仏教礼拝所
☆☆☆
柳川往還
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- 〒830-0047 福岡県久留米市津福本町1789-5 標高:14.8m 地図 GMAP
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歴史
本尊の延命地蔵菩薩像は有久山長法寺の本尊。 正応元年(1288)三潴の御家人横溝氏は元寇(1274・1281)の勲功により安武荘を受領。安武に長法寺を開基した。
尊像は桧材寄木造り。像高82cm。胎内に慈覚大師円仁の筆伝がある。このことから円仁が承和5年(838)渡唐に際し、2年間太宰府に逗留、筑後巡錫のおりに造像されたものと思われる。
天正5年(1577)安武にあった海津城が龍造寺勢に攻められて落城。長法寺も焼失した。 その際、本尊の延命地蔵菩薩は当地に移され難を逃れた。
数々の霊験があらかたで田中吉政・久留米城代々の城主の庇護を受けた。昭和61年(1986)に改築された。(以上 御堂内に掲示された「津福地蔵菩薩由来沿革」(昭和61年 津福地蔵菩薩堂建設委員会)より)
- 恩日
- 毎月4日・14日・24日
- 初地蔵
- 1月4日
- 春季大祭
- 3月24日
- 秋季大祭
- 8月24日
地蔵堂前の道は柳川往還である。
ひとくちメモ
参拝当日、地蔵堂内には4-5人のご婦人方がお茶を飲みながら談笑しておられた。 作者を御堂内に招いて頂き、灯明をともして下さった。 ご婦人方のお話によれば、ほぼ毎月ここに来ておられるとのこと。地域の方々の社交場となっているようだ。
境内には多くの石塔・石仏が祀られている。
写真
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