新高野山
大師寺
真言宗九州教団
☆☆☆
九州二十四地蔵尊霊場第9番札所
九州八十八ヶ所百八霊場第5番札所
- 住所・電話
- 〒839-1233 福岡県久留米市田主丸町田主丸3-1 標高:21.8m 地図 GMAP 0943-72-2044
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- 本尊
- 不動明王立像
歴史
伊藤氏メモ明治の末期、床島に住む重松歳太郎は、幼少の頃から病弱で医者に何度かかっても全く治ることがなかった。年齢とともに病も重くなり、人の勧めもあって信仰の道に入る決心をした。そうして信心していたところ、霊夢に不動明王が立ち「高野へ行け」とのお告げを受けた。
歳太郎はさっそく高野山に登り、福智院に参籠。時の住職であった静大僧正に話したところ、静大僧正が兼務している水本坊を故郷に移して寺院を建立すればよい、ということになった。
このような経緯により、高野山開創1100年を記念して大正3年(1914)に大師寺を創建。高野山から矢野寛伝和尚を中興開山に迎えた。大師寺創建の後は、歳太郎の病も快方に向かった。歳太郎は先祖伝来の田畑を寄進して境内を拡張した。そのため、歳太郎は中興開基とされている。(『九州八十八所巡礼』より)()
伊藤氏メモ境内に入って、右手には宝篋印塔や不動明王の石像が立ち、正面の本堂には、本尊不動明王のほか、愛染明王や弘法大師も祀られている。
本堂前の小堂には、九州二十四地蔵尊第9番札所の地蔵菩薩が奉安されている。このお地蔵さまは「如意地蔵尊」と呼ばれ、かつては本堂内に安置されていたが、住職の夢の中で、外に出て衆生を救いたいとのお告げがあり、ここに祀られるようになったという。
ひとくちメモ
大師寺は久留米市の田主丸の住宅街に伽藍を構えている。
山門前の県道33号線は車の往来が激しい。が、境内に一歩足を踏み入れると静寂な地となっている。 本堂脇の不動明王像は怖いお顔をされておられる。
写真
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