一向山無量院
専修寺
浄土宗
★☆☆
行明
行基
キンモクセイ
- 住所・電話
- 〒830-0053 福岡県久留米市藤山町1324-3 標高:71.6m 地図 GMAP 0942-22-3428
- 検索
- 同地区同宗派(23) ( 4km以内 ) MAP 周辺のスポット(3) Links(2)
歴史
天平年間(729-749)、行基菩薩により天台宗寺院として創建。明応9年(1500)に行蓮社念誉上人により浄土宗にされ現在地に移転[1]。 天保4年(1833)、火災により本堂・庫裡を焼失。 昭和62年(1987)より平成8年(1996)にかけて庫裡等の修理が終わった。(本堂前の銅板製の庫裡再建石碑(当寺29世銘)より)
行蓮社念誉上人(行蓮社念誉覚阿行明)は、筑前国を中心の30ケ寺以上の寺の開基に関わった後、この寺で亡くなった。 享年63歳。寺内に位牌が安置され、裏手の藤山内に墓碑がある。( 妙圓大姉より)
ひとくちメモ
当寺は藤山町の奥まったところに伽藍を構えて居る。周辺は閑静な住宅地。 本堂の規模は6間四方ほど。当地区ではかなり大規模のものではなかろうか? 山門脇にはキンモクセイがあり、石段両脇にはよく手入れされたツツジが多数植えられている。 山門の脇にはスギ(ヒノキ?)の高木がある。この木は遠くからもよく目立つ。
本堂に向かって左手には、「藤山保育園跡」碑(平成5年2月吉日銘)がたっており、それによると「藤山保育園」は昭和29年(1954)9月に開園されたものという。 石碑に山門前で子供たちと別れる僧侶の写真(「表題:山寺のオショウさん」)が埋め込まれている。 なかなか良い写真である。
門前には弘法大師地蔵菩薩があり、寺周辺にはお堂・神社などが多数みられる。 この地は昔からある種の信仰の拠点であったのかもしれない。 また、寺の西側を南北に走る県道82号線(通称:久留米立花線)は福島往還とも呼ばれ、昔からある古い道のようで、沿線にもお堂などが多くみられる。 今回(2019-05-23)は駆け足での参拝。当寺を含め再びゆっくり時間をかけて訪れたい場所である。
写真
「藤山保育園跡」碑に埋め込まれた写真(Good shot) 本堂 本堂の扁額 境内風景 - 本堂を背にして撮影 山門 山門扉の乳金具 本堂正面の天井の飾り 庫裡 表札 裏手の藤山(山中に行明の墓碑があるという) 「大修理」碑(修理前の鬼瓦と思われる) 「藤山保育園跡」碑(平成5年3月銘) 鐘楼脇のキンモクセイ 鐘楼 石段脇のツツジ(よく手入れされている) 石段 遠景 梵鐘 喚鐘
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。