heritage 大橋の地蔵堂(おおはしのじぞうどう) 仏教礼拝所 ☆☆☆ 柳川往還

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〒830-0073 福岡県久留米市大善寺町   標高:9.5m 地図 GMAP
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歴史

御堂の縁起等は不詳。分かり次第追記します。 御堂内の地蔵菩薩の台座は正徳五乙未(1715)銘。

境内には室町時代の作と推定される地蔵三尊板碑・石碑・架替え前の大橋の石柱・追分標などがある。大橋の由来碑の文面を当ページの下部に記す。

御堂前の道は柳川往還である。

ひとくちメモ

地蔵堂内には石造り石造地蔵菩薩立像(台座に正徳五乙未(1715)銘)と石造観音菩薩が安置されている。

写真

  • 大橋(矢印の先に地蔵堂・街道は画像の左から右に向って久留米城下に進む) - 東側より撮影
    大橋(矢印の先に地蔵堂・街道は画像の左から右に向って久留米城下に進む) - 東側より撮影 
  • 祭壇 - 地蔵堂内
    祭壇 - 地蔵堂内 
  • 観音菩薩(拡大) - 地蔵堂内
    観音菩薩(拡大) - 地蔵堂内 
  • 地蔵菩薩(拡大。台座に正徳五乙未(1715)銘) - 地蔵堂内
    地蔵菩薩(拡大。台座に正徳五乙未(1715)銘) - 地蔵堂内 
  • 橋脚(拡大。表「大橋之由来」)
    橋脚(拡大。表「大橋之由来」) 
  • 橋脚(拡大。裏。文字がびっしり刻まれているが判読不能)
    橋脚(拡大。裏。文字がびっしり刻まれているが判読不能) 
  • 追分標(拡大。「くるめ」の文字が確認できる)
    追分標(拡大。「くるめ」の文字が確認できる) 
  • 御堂脇の柳川往還(右手が大橋)
    御堂脇の柳川往還(右手が大橋) 

石碑の文面

①石碑、②橋脚、➂追分標
①石碑、②橋脚、➂追分標 

境内の石塔の文面を下に文字起こしする。 当石塔の建立年は不詳だが、明治以降と思われる。(石塔の画像はGoogle Mapに投稿された画像を利用しました。)

一.旧大橋橋柱[1]
大橋は慶安元年(1648)土橋として架けられ、安政4年(1857)石柱橋として柳川藩参勤交代等交通の要衝であり流失修築もあったが、今回近代橋として生まれ代わったので旧石柱の一本を残し昔を偲ぶ記念とする。
一.大橋の由来碑[2]
大橋の由来を書き記したもの
一.追分標[3]
この地の分かれ道に立っていた道標
一.地蔵三尊板碑[4]
浮き彫りの三尊である。室町時代(1570)の作か

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脚注