右芳山
薬師院
[荒五郎山]
高野山真言宗
☆☆☆
九州四十九院薬師霊場第5番札所
- 住所・電話
- 〒807-1306 福岡県鞍手郡鞍手町古門1584-1 標高:14.2m 地図 GMAP 0949-42-2331
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- 本尊
- 薬師如来
歴史
伊藤氏メモ『鞍手町誌』に、当院は土御門天皇の代(1198-1209)山口県豊浦の里に創建。右芳山願成院と号し、長門藩毛利家の信敬篤く寺門は隆盛を極めていたとあるが、確たる資料は残っておらず史実については定かではない。
山口県豊浦は、平野部に川棚温泉が湧く。寿永2年(1183)領主平定盛が湯屋を建て、守護に青龍権現を祀ったという。およそ温泉地には、温泉薬師又は湯薬師などと称して、薬師如来を祀る堂宇が必ずといってよいほどある。川棚温泉に薬師院の前身があり、それが後に毛利氏の九州侵攻に際して、当地に移転したのではないかとも考えられる。
明治元年(1868)廃仏毀釈により、薬師院も廃寺の危機に襲われたが、檀信徒たちの篤い信仰心により救われた。大正2年(1913)古門の依藤与蔵が村人とはかり、私領を荒五郎山区有地と交換して堂宇を建立。薬師瑠璃光如来を安置した。現境内は荒五郎山の中腹にある。(『九州四十九院薬師巡礼』より)()
九州四十九院薬師霊場第5番札所(本尊:薬師如来)。
ひとくちメモ
薬師院は、鞍手郡の旧底井野往還の難所、荒五郎山の苦ヶ峠の上に伽藍を構えている。 薬師院からは、鞍手の町が一望できる。
境内には、多数の石仏が安置されているが、不動明王像・大日如来像はかなり個性的なお姿をされておられる。
写真
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