剣神社
[八剱大明神社]
神道
★☆☆
歴史
『筑前國続風土記附録』巻之26 鞍手郡 中 木月村の項に下記の記事がみられる。
八剱大明神社(神殿3間・拝殿2間3間・祭礼9月14日・奉祀藤井伊賀)
産神也。上木月村も此社の敷地なり。 祭る所の神4座、 素盞烏尊・天照大神・日本武尊・宮簀姫也。 社伝に応永年中(1394-1428)初て祭れり。 文明12年(1480)9月大内家の幕下野中勘解由神輿を寄附せり。 戸次丹後守鑑連[1]祭田を寄納し、毛利鎮實か臣添田若狭と云者も神田を寄附せりとぞ。
○本社の坤5町[2]許に松楠数株植り。昔神幸ありし時の頓宮地といふ。 字を浮殿森と云。
○本社の境内に日吉社・貴舟社・少彦名社・厳嶋社・楠の神木あり。
境内には猿田彦・庚申塔など江戸末期銘のものが多数みられる。
ひとくちメモ
案内板の銘に「宮司 伊藤常足」とある。江戸後期の国学者の伊藤常足と何らかの縁のある方だろう。伊藤常足の旧宅はここより2km足らずの西側にある。
写真
社殿前の鳥居 案内板(左下に「宮司 伊藤常足」) 狛犬(台座に「嘉永ニ己酉年(1879)」銘) 猿田彦・庚申塔など(江戸末期銘のものが含まれる) 厳島神社の鳥居 厳島神社の神殿 北側の参道(赤丸に剣神社の道標。その後に鳥居がある)
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