光明山
東前寺
[東前禅寺]
曹洞宗
★☆☆
粕屋北部新四国八十八箇所霊場第31番札所
粕屋北部新四国八十八箇所霊場第32番札所
粕屋北部新四国八十八箇所霊場第33番札所
歴史
『筑前国続風土記拾遺』巻之42 裏糟屋郡 下 薬王寺村の項に下記の記載がある。
東漸寺
本村に在。光明山と号す。禪宗洞家筵内村醫王寺の末なり。
始は天台宗なりしを、慶長13年(1608)飯尾理人が為に再興し、今の宗門に改む。 理人は豊後國富来の城主筧和泉守が兄にて、壮年より世路に出ずして和泉守が許に在り。 慶長5年(1600)如水公城を落し給ひし時、降人となる。 如水公招きて禄を與て家臣と為賜ひぬ。 其子を甚大夫安延と云。 理人は安延に家を譲り退休して爰に居れり。 村内のその墓ありて、理人慶長13年4月9日と鐫めり。 (乍省今寺に置る位牌には、古省に作る。昔時理人に仕へし者の子孫農民となりて今墓の傍に住せり。)
ひとくちメモ
東前寺は古賀市の薬王寺温泉への入口に伽藍を構えている。寺前には清流が流れており、空気もきれいである。 境内の建物は真新しく、きれいに整備されている。
本堂脇の石段を登ると大師堂があり、その境内には多数の石仏が鎮座している。石仏には番号がふられており、八十八ヶ所のミニチュアのようである。(写真をクリックして拡大してみてください。) 庫裏前の飛び石は◯△□のデザインとなっており素敵である。
写真
関連寺院(※過去に関連していた寺院も含みます。必ずしも現在関連している寺院とは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設は当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。