heritage 世界平和パゴダ(せかいへいわぱごだ) ミャンマー仏教 ★☆☆

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〒801-0855 福岡県北九州市門司区大字門司3251-4   標高:101.9m 地図 GMAP 093-321-1033  ホームページ
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歴史

昭和33年(1958)、第二次世界大戦時の戦没者の慰霊を行うに相応しい場所として、ビルマ仏教会の拠出金と日本国内の寄付金で当地に建立された。パゴダには、現在もミャンマー仏教会から派遣された僧侶が常住し、戦没者の慰霊に加え、日本とビルマ(現ミャンマー)との親善、仏教交流、世界平和を祈っている。日本で唯一ミャンマー仏教会から正式に認められた寺院である。

塔の高さは27m・塔の先にはダイヤモンド・ピナクル(尖塔冠)を冠し、水晶などの宝石が輝いている。 祭壇中央の釈尊像は高さ1.6m。

門司港は、第二次世界大戦中、200万人を超す将兵をビルマ(当時)を含む南方の戦線、あるいは大陸の戦地へと送り出した地であるという。(以上 門前の案内板より)

ひとくちメモ

パゴダは門司区の北の突端の高台にある。 参道は高台の最高部から緩やかな坂道を下ると、庫裡と思しき建物がある。 建物の前に貯金箱のような拝観料(200円)[1]を納める箱が設置されている。 その先に山門があり、石段を登ればパゴダの横にたどり着く。 山門に向って左側に少し下った所には戒律堂がある。

パゴダ内の祭壇には、中央に金色の釈尊像とその脇にも何体かの尊像が祀られている。 両側面には仏画が並べられている。

パゴダの前には鐘楼があり、和式の梵鐘が掛けられている。 裏手には涅槃像、菩提樹が植えられていたと思われる花壇があるが、今は菩提樹は確認できない。

パゴダの内外は、壁の剥離など支援者の高齢化の影響か老朽化が進んでいる。

パゴダの周辺はめかり山頂公園となっており、関門海峡・門司の町並みを見下ろすことができる。

写真

  • 山門(ツツジが満開)
    山門(ツツジが満開) 
  • パゴダ内全景
    パゴダ内全景 
  • 祭壇
    祭壇 
  • 祭壇中央の釈尊(釈迦如来) - 横から撮影
    祭壇中央の釈尊(釈迦如来) - 横から撮影 
  • 祭壇 - 横から撮影
    祭壇 - 横から撮影 
  • 仏画
    仏画 
  • 多数の日本人の位牌
    多数の日本人の位牌 
  • 裏手の涅槃像
    裏手の涅槃像 
  • 裏手の菩提樹があったと思われる場所。(今は菩提樹は確認できない。枯れてしまったのかもしれない)
    裏手の菩提樹があったと思われる場所。(今は菩提樹は確認できない。枯れてしまったのかもしれない) 
  • 昔パゴダの上にあったものと思われるダイヤモンド・ピナクル(建物脇に置かれている)
    昔パゴダの上にあったものと思われるダイヤモンド・ピナクル(建物脇に置かれている) 
  • 昔パゴダの上にあったものと思われるダイヤモンド・ピナクル(建物脇に置かれている)
    昔パゴダの上にあったものと思われるダイヤモンド・ピナクル(建物脇に置かれている) 
  • 石段
    石段 
  • パゴダの先端 - 北側の広場より望遠にて撮影
    パゴダの先端 - 北側の広場より望遠にて撮影 
  • 戒律堂(六角形)
    戒律堂(六角形) 
  • 戒律堂内
    戒律堂内 
  • 戒律堂の屋根
    戒律堂の屋根 
  • 梵鐘(和風である)
    梵鐘(和風である) 
  • 関門海峡 - 北側の広場より撮影
    関門海峡 - 北側の広場より撮影 
  • 関門橋 - 北側の広場より撮影
    関門橋 - 北側の広場より撮影 
  • 門司港 - 北側の広場より撮影
    門司港 - 北側の広場より撮影 

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脚注