石峰山
水上観音寺
高野山真言宗
☆☆☆
島郷四国八十八ヶ所霊場第38番
北九州西国三十三観音霊場第23番札所
- 住所・電話
- 〒808-0103 福岡県北九州市若松区二島17-1 標高:97.8m 地図 GMAP 093-791-2151
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歴史
『北九州の寺めぐり』の一部を引用する。
寺伝によると水上観音寺の発祥は古い。 近くの浄土宗寺院徳雲寺の2世住職がここに庵を結び隠棲した事に始まるとされる。 徳雲寺の創建は慶安年間(1648-1652)といわれ、2世住職なら江戸初期のころの人である。 本尊馬頭観音は江戸初期の作と伝えられ、古くから馬頭観音を祀る天台系のお堂があったという地元に残る伝聞と一致する。 (中略)
昭和に入って古恵良元親尼という尼僧が電気もなかったこの馬頭観音堂の堂守として入り、本尊をお守りするようになった。 水上観音寺ではこの元親尼を初世住職とする。 続く2世住職も佐藤清順尼という尼僧さんだが、 この清順尼は発電機の導入、宗教法人高野山真言宗への登録、本堂・庫裏の再建、縁あってこの寺に招来された如意輪観音像を祀る大悲殿の建立、諸仏諸像を祀る諸堂の建立、四国霊場を模す「境内八十八ヶ所」の修復、造成など寺の充実と発展に大きく寄与した。 3世は平成21年(2009)に入寺された山崎浄満氏である。(後略)
ひとくちメモ
水上観音寺は西の岩尾山と東の石峰山との谷間にある。 最寄りの駅はJR筑豊本線二島駅である。直線距離で3km弱のゆるやかな登り坂を登って行く。 途中から林道となっており両サイドの緑が楽しめる。
境内はかなりの広さで、本堂の裏手の斜面に八十八箇所を模したコースが設置されている。 斜面に渦巻状のコースである。
その隣はお滝場も設置されている。 境内全体が木々に囲まれた自然豊かなお寺である。
写真
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