仏旗 醍醐山堂ケ峰(だいごさんどうがみね) 阿弥陀院(あみだいん) [別格本山] 真言宗醍醐派  AMIDAIN TEMPLE 九州八十八ヶ所百八霊場第17番札所 九州三十三観音霊場第3番札所 帆柱新四国霊場第26番 伊藤氏参拝済

  • 本堂
    本堂 
  • 多宝塔
    多宝塔 
  • 参道口
    参道口 
住所・電話
〒805-0016 福岡県北九州市八幡東区高見5-1-32 標高:73.1m MAP GMAP 093-651-0704 
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本尊
不動明王

歴史

伊藤氏メモ以下は、『九州八十八所巡礼』などによる。

承久元年1219阿弥陀院は、京都醍醐寺の塔頭寺院として京都で創建された。後白河法皇の皇女で、後鳥羽上皇の后でもある宣陽門院が開基となり、開山は成賢座主である。

しかしながら、応仁の乱1467-1477の戦火に巻き込まれ、醍醐寺は五重塔を除いてことごとく焼失した。 慶長年間1596-1615豊臣秀吉により醍醐寺は再建され、阿弥陀院も慶長3年1598復興された。

江戸時代は平穏であったが、明治初期の廃仏毀釈の混乱で荒廃し、明治28年1895北九州の篤信家によって、阿弥陀院は小倉(当時の企救郡南方)に移転した。 明治44年1911には当時の八幡村荒生田に移り、昭和9年1934になって八幡堂ケ峰(現在地)に落ち着いた。()

ひとくちメモ

伊藤氏メモ坂になっている参道には、四国八十八ケ所の石仏が並ぶ。昭和29年1954に落慶した本堂は、入母屋造りで千鳥破風の向拝が付く。周囲に廂を付けており、重厚な感がある。 本尊の不動明王像は、醍醐寺にあった時代からの本尊であるが、秘仏のため拝することはできない。威風堂々とした古仏であり、九州八十八所霊場第17番札所となっている。 本堂の前には、ぼけ封じ観音が立っており、九州三十三観音霊場第3番札所となっている。 また、薬師如来を本尊とする帆柱新四国霊場第26番となっている。 本堂の向かいには優美な多宝塔が建っている。昭和42年1967開創750年を記念して建立されたもので、納骨堂と鐘楼を兼ねており、第2層に梵鐘を吊るしている。多宝塔の前にある宝篋印塔は、北九州市文化財に指定されている。

多宝塔の先にある宝形造りの祖師堂には、弘法大師などを祀っている。さらに石段を上がった所に、堂ケ峯聖天として信仰される聖天堂がある。石段の途中には、高浜虚子の像がある。

当院の境内は桜の名所であり、春ともなれば多くの花見客が訪れる。眼下には北九州中部を一望のもとにでき、遠くには豊前の山並みが続いているのが見える。()

阿弥陀院は八幡東区の小高い丘の中腹に伽藍を構えている。 本堂前には、3階建てと思われる立派な多宝塔が建立されているが、木々に囲まれて全景を撮影できないのが残念である。 寺の背後は墓地となっており、寺の下は広大な霊園がある。 駐車場からは北九州市南部の山並が一望できる。


写真

  • 本堂(拡大)
    本堂(拡大) 
  • 祖師堂
    祖師堂 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 参道の石仏群
    参道の石仏群 
  • 境内から眺める南方の山並
    境内から眺める南方の山並