首羅山
頭光寺跡
天台宗
☆☆☆
伊藤氏参拝済
歴史
鎌倉時代初期には白山山中には300を超える僧坊が立ち並び、隆盛を極めたとされる。 中世博多の貿易を担った博多綱首たちにより庇護され、庭園のある遺構などは大陸の貿易関係者を歓待するための迎賓施設ともされたという。(Links① より)
これらの僧坊は天正14年(1586)、薩摩郡の兵火にかかり消失。 その後村人は、その「印」として当地に頭光寺を再興して、祭祀を行った。(『筑前國続風土記』巻之18 糟屋郡 表 久原村白山権現者の項より)
参考:筑前國続風土記拾遺
ひとくちメモ
ただ一宇の小堂を残すのみである。 境内には表札碑・案内板がある。 地元の方々によるものであろう。
伊藤氏メモ時の流れを偲ばずにはいられない場所です。()
写真
『筑前國続風土記拾遺』巻之24 表糟屋郡 久原村の項
頭光寺跡
吉塚に在。白山泉盛院(或作修羅山本覚院)天台宗福岡源光院に属す。 昔繁栄の時いかはかり有りし僧坊の悉く廃絶せしを嘆き 村民其印斗に小刹を作り一山の惣号を取て寺の名とし白山社の祭祀を司らしむとなん。(詳に本編に出たり。) 本尊阿弥陀佛(立像長2尺斗)正徳中(1711-1715)白山の土中より掘出せしと云。
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