三宝院
天台宗
☆☆☆
伊藤氏参拝済
歴史
伊藤氏メモ一本松バス停前にある。在家修行ののち昭和54年(1979)に現初代が開基。天台宗で神仏混合。荒神さまを祀る。休憩用のベンチがあり、お守り等の販売もされている。()
ひとくちメモ
三宝院は県道92号線のすぐ脇にある。 祭壇の中央には本尊 八面三宝大荒神が納められていると思しき厨子が祀られている。 秘仏のようだ。
本堂の裏手には「昇竜八大龍王」「尺間大神権現」と張り紙のある建物がある。 ガラス戸越しに見ると建物内には多くの仏像が祀られている。 本堂の前には八寶稲荷大神のお堂がみられる。
八面三宝荒神については当ページの末尾を参照のこと。
写真
全景 本堂石口右手の仏像群(ピンぼけすみません) 本堂内 本堂の院号額 祭壇(本尊は厨子の中のようだ) 「昇竜八大龍王」「尺間大神権現」と張り紙のある建物 「昇竜八大龍王」「尺間大神権現」と張り紙のある建物内の祭壇(ガラス越しで撮影の為画像が不鮮明) 六地蔵 八寶稲荷大神 - 本堂前 手水鉢 「漢方大宝堂」 - 本堂に向かって左手奥 門前の風景(左手は県道92号線) 一本松バス停(福祉巡回バス) - 門前
八面三宝荒神
我が国では古来から竈神の信仰があり、火伏の神であるとともに、食物・農耕の神ともなり、また家庭や牛馬の守護神ともされ、一家の盛衰をつかさどる家づきの神であった。(『目でみる仏教「天」』より)
弘法大師が高野山を開く時、東の方より「夜叉神」が現れ伽藍建立の妨害をした。 大師が「汝は何者ぞ」と問えば、「荒神ケ岳に住む神也。我別に神体なし。我は則一切衆生本有倶生障の惑貪嗔痴の三毒にして一切衆生の善根功徳を障うる神也。我に9億9万8572神等の眷属ありて、衆生の悪行力に因って、彼の眷属を不信心の家に遣わし日々に七難を起し夜々に七福を滅す。種々の供具を供え、一心に我を祭らば速に本に帰し三宝荒神と現じ一切の障碍悉く消滅して一切の諸願立所に満足せしめん。七難即滅七福即生は我第一の誓願なり。汝先我を供祭せば必ず大願成就すべし。」
大師は、一枚の板に「三宝荒神」の像を描き17日間荒供養行った結果、大伽藍建立も成就。 その後、大師は一生の間、毎月当山に参詣したという。
ご真言 おんけんばや、けんばやそわか。
例祭 5月第2日曜日大祭。月次祭 毎月第2日曜日御祭り。 (以上 当寺配布の『八面三宝大荒神縁起』より)
大切に祀ればすごいご利益。粗末に扱えばおそろしい神仏である。
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